昔、そう昭和41年に「真夜中のギター」とい歌が千賀かおる という歌手が歌ってヒットした記憶がある、 街のどこかに/ 淋しがり屋がひとり./いまにも泣きそうに/ギターを弾いている/黙って夜明けまで/ギターを弾こうよ・・という歌詞であったが、昭和41年と」いうと1966年ですから、今から44年前ですから、60歳の人でも16歳、高校生でしすね。このころ流行った歌には港町ブルースや、長崎は今日も雨だった、君は心の妻だから、北国の町、夜明けのスキャト等々があり、振り返れば歌謡曲全盛の時代だったようです。

ずいぶん古い話を持ち出したのは、私はこの「真夜中のギター」に触発され、ギターを先生について習い、教則本は溝淵浩五郎の「カルカッシー教則本」でした。多分、2~3年習ったと思いますが、そのことがあったら今でもギターは下手ながら弾くことができます。

しかし、最近は夜中にギターを弾いていたら隣近所迷惑であり、すぐにクレームが来ると思いますが、それほど生きるのに気を使うというか、マナーを重視した生活をしなければなりません。このような日本の社会背景からか、ヤマハでは様々なサイレント楽器を開発し販売しています。ギター、バイオリン、チェロなどの弦楽器はもとより、鍵盤楽器のピアノ、打楽器のドラム、管楽器のトランペットやサックスまで、今では楽器はもうある意味自分一人が楽しむものにもなっています。

私もサイレントのギターを持っていますが、写真の右がサイレントギターで左が普通のギターです、サイレントギターではイヤホンで聞きます、眠れない夜は真夜中でも弾きますが、泣きそうにではなく、シューベルトの「鱒」などを構楽しく弾いています。

なお、サイレントギターはせいぜい6,7万円ですが、ギターでも高価なものは160万円、ほとんど、グランドピアノと同じような値段のもののありますからびっくりです(ヤマハ製で)。

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