今日は沖縄県名護市長選挙の投票日であるが、現職の島袋氏かあるいは対抗馬の稲嶺氏か、現職はアメリカ軍基地建設容認派、稲嶺氏は県外、国外移転派、日本、アメリカ以外に中国も大いに関心を持ってこの一地方選挙を見守っているに違いない。
沖縄で生活していると、戦後65年の長きにわたって存在し続ける米軍基地の影響は非常に大きなものがあり、街並みにしてもアメリカ色が濃い地域があちこちに存在する。特に、沖縄市(旧コザ市)などは、そのままかつての古いアメリカの一都市のような感じがし、経済も基地、すなわち、アメリカ兵に依存してきたことが知らされる。
しかし、最近の沖縄の発展している地域はすべてアメリカから返還された基地跡地であり、那覇市の天久(あめく)、あるいは読谷町(よみたん)の美浜アメリカンビレッジなど、大変な活況を示しているが、この状況を見ていると土地はやはり、非生産の象徴である基地よりは、生産性の伴った利用の方が数十倍もの経済効果があることも示している。
沖縄の県民所得は長い間全国最下位であったが(昨年は下から2番目:最下位は青森県)、これなどを考えてみると、亜熱帯で利用の仕方では東京都心と変わらないほどの経済効果を発揮する沖縄の土地を、ただ、フェンスで囲んで戦闘機の滑走路や弾薬や核兵器などを保管するような使い方は、本当にもったいない土地利用でもある。
名護市の辺野古の海を埋めて米軍基地を建設することは、環境面からは当然であるが、経済効果からもマイナスの計画であるが、はたして今日の名護市長選挙はどうなるでしょうか。