大学卒業生の就職率は悪化の一途をたどり、リクルートワークス研究所の調査によれば今年は昨年より採用を「減らす」と答えた企業の割合は9.3%、「変わらない」が48.4%で「「増やす」は5.5%にとどまったとある。

昨年はかつてない就職難であったが、この調査によればこれまでにない大変な就職氷河期と言える。多分、若い人はどうしたらいいだろうと心を痛めていると思うが、かつても「大学は出たけれど」という自虐的な言葉が流行ったこともあったが、その頃の新卒者はどうしただろうか?

昭和10年代の不景気には満州事変、太平洋戦争と戦争に走り若者の多くを戦争で殺し国を滅ぼしてしまった。

それでは、平成の10年代の不景気にはどうであったろうか?

振り返れば、多くの若者は派遣切りにあい、フルーターになり、ネットカフェ難民になり、そして結婚し家庭を築くこともできない状況に陥り、国力が著しく低下している。

現在の経済は自給自足生活などはできず、生活するためには最低限の「カネ」が必要である、その「カネ」を稼ぐ手段を与えられない若い人は一体どうしたらいいだろう。

アメリカでは海軍兵学校などがハーバード大学より人気があるとか、これは、大学を卒業してから確実に軍に就職できるためだそうだが、有能な青年が効率的に人を殺す職業に就くなんて、もうこうなったら世も末ですね。

私は企業の過剰なまでの海外進出を規制する制度も設ける必要があり、また、富の偏在化を是正する税制度確立する必要があると思います。

この時期、寒空に就職口を探して駆けずり回っている若い人に、あなたはどんなアドバイスをしますか?