「ニサッタ」とはアイヌ語で「明日は明日の風が吹く」とうような意味らしいが、なにか、往年の石原裕次郎の歌を思い出す。この題名の小説(乃南アサ著)が最近の不況、そして、就職難で今の若者のおかれている状況をよく示している。
かつての日本の昭和40年代後半からの高度経済成長時の就職率100%、国民全員総中流などというのは、日本の長い歴史のなかでの「特異点」であったことに皆が気が付き始めており、今この国に生きる人々はこれからの生き方を一体どう生きるか迷い苦しんでいる。
しかし、若い人々は小学校から大学まで自由に公平な生き方をしてきて、卒業と同時に就職難で不本意な仕事につかざるを得ず、自由と公平などいったいどこに行ったのと、自尊心、尊厳をづたづたに裂かれたらどう生きたらいいかわからなくなってしまいます。
戦後の不景気には国民全員がそうであったので精神的には楽、しかし今は格差社会、就職難の若者達の生活も天と地の差があり、自分ではどうしようにないのに、政治は相変わらずで頼りにならない。
私たちもかつて生き方に迷ったことがありますが、その時期に流行った
「若者たち」を歌ったりして元気を出したことがあります。
君の行く道は果てしなく遠い なにになぜ 歯をくいしばり 君は行くのか
(中略)
君の行く道は 希望へと続く 空にまた日が昇るとき 君はまた 歩き始める
「ニサッタ」で頑張ってください!!