今朝の新聞に「総合事務局廃止も」と一面記事でていたが、国土交通省の地方整備局と同じようにもう役割を終わったらしい。
鳩山さんが今回の民主党政権の確立は明治以降141年の官僚支配の終焉であると言っているが、本当に、地方整備局や沖縄開発庁などが廃止されたらその感が深まると思う。
国土交通省のできる前は主要な都市に運輸省管轄の港湾建設局や建設省管轄の地方建設局があったが、特に運輸省港湾局は昔の内務省系列で格式があり、建物の中には勅任官、判任官と別れたトイレがあった。
もう勅任官などと言ってもだれもわからないかもしれないが、中央官庁のキャリアと言われる中の出世組といったらいいかもしれませんが、勅任管のトイレにはなんと赤い絨毯が敷かれていました。
ことほどさように官僚は民間を数段見下した扱いを受けていたわけですが、イーデスハンソンさんが「お」という丁寧語の付く仕事はお役人しかないと書いてありました。
厳密にはお百姓さんとも言いますが、確かにこれ以外はもう「お」はつきません。職人さんに「お」をつけたら「おしょくにん」となり、時々マスコミをにぎわすお役人の一面の姿でもありますが・・・ いずれにしてもいまでも「お」がつく職業は役人しかいません。
昨夜のNHK教育TVで1985年ころの司馬遼太郎さんの再放送をしていましたが、あの無謀な戦争を企てたものは軍人を含む「官僚」であると話していました。もう20年前の収録ですが、司馬さんは戦争を企てた軍の幹部に後年インタビューをしたが、全然反省がなかったと驚いていました。
中国でもでも杜甫や李白は役人の無慈悲さを嘆く詩をたくさん作っていますが、ある意味、役人のシステムは堅牢にして不滅なのではないかとも思ってしまいますが、民主党政権どこまで変えることができるのでしょうか。