公共事業の中止であちこちの自治体での反発が大きくなっている、群馬県の八ツ場ダムで関東の各地の知事たちが建設中止反対の発言が目立っている。こちら、沖縄でも泡瀬干潟の埋め立て中止やあるいは辺野古の米軍基地中止?の雲行きに自治体の長がそろって中止反対の発言、如何に、日本の隅々までが公共事業依存の体質であったかが分かる。公共事業がなければもうなにもできないほどで、つまり、公共事業という覚せい剤中毒のような経済体質である。しかし、世界の先進国での公共事業はGDP比でせいぜい2%~3%程度であるのに、我が国では実に6%を超えるような年もあった、つまり、異常であったわけであるが、自治体の長達は土建屋行政に浸りきっていたので、例えが悪いが覚せい剤が切れたとおなじように住民の幸せを二の次に、公共事業をよこせと喚いているようなものである。公共事業により自然環境は破壊されること、つまり、然環境保護なんぞは二の次三の次である。
写真は東京都多摩地区の旧戦車道、今は自然公園であるが、なんでもコンクリートで固めることはやめて、木々のざわめきを聞いて自然を大切にしてはみてはいかがでしょうか(国破れて山河あり・・も自然を壊しては復活できませんよ)
