昨日は海中道路を通り平安座島と勝連半島先端の平敷屋に行ってきました、平敷屋は昨日書きましたエイサーの盛んな土地です。ここで面白い話を聞きました。なんでも、青年でぐれたりする者がいたら、大人たちが「もう君をエイサーに入れてやらないぞ」などと言うと、青年は少し素直になるとか、それほどエイサーは地元と密接に結びついた、そこに生きる人のある意味アイデンテイテイにも大きく影響する行事であることがわかります。

人間はどこで生まれて、どこで成長し、どんな仕事をどんな仲間としたかがその人のアイデンテイテイを決めると思うが、最後のどんな仕事をどんな仲間としたかは退職し無職となった場合失われます。しかし、どこで成長したかはその場所で生きた場合生涯失うことはありません。エイサーのような行事がある地域は人との付き合いも濃密で、お互い助け合っていきられる地方の良さを再認識させられた感じがいたしました。

写真は桜田門です、江戸末期の「桜田門外の変」その後の日本人のアイデンテイテイに大きな影響を与えた事件です。


幼子は愛の真綿に包まれて輝く頬は天使のもよう  maru

maruのブログ