新型(ブタ)インフルインザでのわが国初の死者が常夏の沖縄で発生しましたが、この風邪は比較的軽症状であるとか、または、タミフルなどでほぼ完治するとも言われていましたので死者が出たのには少々驚きました。
しかし、亡くなった方は人工透析をしていた患者さんだったらしく、このような基礎疾患(持病)を有する方やあるいは妊婦さんなどは特に注意をしなければならようです。
インフルインザが夏にしかも常夏の沖縄とはあまり結びつかないような気もいたしますが、新型(ブタ)インフルインザは東南アジアの温かい地域で発生し広がっていることを考えれば、沖縄こそ最も警戒しなければならない地域なのかもしれません。
また、名称も当初はブタインフルインザとしていたが、業界からなどの異議などもあり、いつしか新型インフルインザとしていますが、これも、8月15日の敗戦記念日をいつのまにか終戦記念日にしたような日本人のメンタリティを現わしているような気もいたします。
写真は座間味島の拝所(ウガンジュ)です、沖縄では各集落に一か所はあるようで、集落の安寧を巫女(ノロ)さん達が願った神聖な場所のようです。
片隅に寄せられし白き骨喜怒哀楽を炉に置き去りて maru
