選挙も近付き各政党が各様の政権の約束事示して選挙民の気を引いている。選挙民は当然その公約をみて投票行動にうつるが、考えてみるとマニュフェストは、政党からの一方的な約束ごとで、選挙民に対する義務は何もない。
そもそも人が生まれて生きていくためには、親の子供に対する扶養や教育の義務があり、その子供も成人となったら様々な自由があり,また、様々な義務もある。この中には、成長を助けてくれた親に対する扶助の義務もあるはずですが、最近これらがすべて希薄となっている。
旧約聖書では、神がモーゼ率いる40万の民に様々な契約(十戒)をしており、それに背いた者や、いつも不平不満の言っている老人達は約束の地には連れていかないと言い、約束の地には40年後に連れていくとして、約束の地にたどりついたものは50歳未満のものだけだったという一文がある。
最近におけるモラルハザードはすさまじく、国民の一部にはなんでも行政に依存してやろうとする者、そして、行政に携わっている者は公金をお手盛りで食い物に、もう末期的症状です。
もし、日本にもモーゼのように神と話すことができる人がいたら、神の声を聞いてみたいものである。モーゼと話した神のように、義務を果たさず不平不満ばかり述べている者達が死ぬまで約束の地(桃源郷)には連れていかない、従ってあと旧約聖書と同じ40年後というかもしれない。
マニュフェストも票乞食の「勧進帳」では日本人はますます不幸になってしまう
写真はJR函館駅です「はるばるきたぜ函館へ・・」とありますが、いつかはるばると桃源郷に行きたいものです。
宗教も政治も彼に及ばざり今の世にても路上に死せり maru
