栽培員裁判での初の判決がでましたが、なにか、芝居を解説しているようなマスコミ及び関係者の感覚が気になりました。懲役16年の求刑にたいして懲役15年の判決だそうですが、法曹関係者でプロを自任する方々がいろいろ感想を述べていましたが「市民感覚が反映されていてよかった」「裁判官や検事がもう少ししっかりしないといけない」等々、私は法律の専門家でありませんのでよくわかりませんが。これまでは市民感覚からズレた判決をしていたのかもしれないと疑ってしまいました。確かに、これまでの、鹿児島の選挙違反ねつ造事件や、あるいは、西松建設の二階派ルートについての検察の対処の仕方などみれば確かにズレでいた事件も多いですね。
もうずいぶんまいに「アラバマ物語」を見た記憶がありますが、あの弁護士とその娘の純真な姿が今でも忘れられません、人を裁くことの難しさ、何が真実で何が間違っているのか・・、裁判員制度が定着して公平な判決が出ることを期待したいと思います。
写真はアカレンガの風格ある最高裁判所の建物ですが、この部分は今は「資料館」になっていると思いますが、建物に負けないような裁判員制度であってほしいですね。
公園の淀みに咲ける蓮の花佇み見入る法衣も破れ maru
