オバマ大統領は米中関係は「21世紀を形づくる」と表現し、最重要視していることを強調したが、ヒラリーさんも先日アメリカ・中国主導を鮮明にしている。
今から十数年前に第三の波(三千年かかった農業革命、三百年かかった産業革命、そして今進行している情報革命)で知られるアルビン・トフラーがもう十数年前に「将来、日本という国は、中国の縁に位置する国くらいの印象しか世界の人々に与えなくなるであろう」と予言していたが、まさに、その言葉が当たっていると言えるような事態が来たと考えられる。
先日NHKで日本は明治維新以降一等国になるべく努力したなどという放送をして、その内容が偏向だなどと言われていますが、そのことは別にしても、アジアで最初に列強国になったのが事実であり、ある意味、優越感ももったかもしれませんが、今はわが国がおかれている現実の姿を見る必要があると思います。
このような世界の経済社会状況を背景にわが国の政治状況も大転換期を迎えていますが、政治家も今までのアメリカ一辺倒の政治を改め、特に、アジアに目を向けた政治をしなければならないと思う。
財政の逼迫している現状からは国連負担金の公平な負担を求める必要があり(中国やロシアはわずかしか負担していない)、また、アメリカ軍への思いやり予算などは即時中止すべきであり、また、アジア各国に脅威を与えるF22戦闘機の購入などは考えるべきでない。
国際面でも今までの外務官僚主導の意味見栄を張った外交政策など転換し、まず国民の幸せを考える政治を行うべきある。
写真は手前が総務省、後方が外務省であるが、本当に官僚主導から政治(国民)主導の政治になってほしいですね。
ブランドのカバンを抱え目をつむる生きし悩みも抱えたりしか maru
