一昨日、CO2回収・貯留(CCS)について新規産業になるのではないかと書きましたが、今日明日の新規産業は介護関係のようです。介護関係の有効求人倍率は昨年の12月は2.53倍でしたが、今年の5月には1・30倍まで低下しています。厳しい雇用情勢が続く中で、他の業種で働いていた労働者がこの業界に流れていることを意味していると思います。

しかし、一時期の建設業が570万人から670万人まで100万人も雇用調整の役割をしたが、結局、労働付加価値が低下し、その後の建設業の倒産、リストラにつながったように、介護の業界もどのような経過をたどるかは分かりません。

なお、お年寄りの中には、介護認定には新しい基準で実施した場合、更新前よりも軽く認定されることで不満を持っている方も多いと聞きますが、しかし、健康と判断されて不満を持つということは問題もあると思います。もっと、自立して生きて欲しいと思います。介護保険も40歳以上の方々に負担していただいていることも考えて、節約の精神を持たなければ、介護保険制度も、国家も破綻してしまします。

写真は東京港のコンテナーバースですが船舶が着岸していません、貿易立国・産業立国だった日本も今は昔で斜陽の様相がわかります。(福祉立国は不可能であることを美濃部都政が過去に示しています:財政が豊でなければなにもできません)


赤茶けた湯殿の船に身を沈め逞しき者寡黙に居れり maru


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