私は環境の専門家として今日まで学び働いてきましたので環境には一応の知識を有しています。ここ数年「持続可能な社会に向けた取り組み」について言われていますがこの取り組みとしては①低炭素型社会の構築、②循環型社会の構築、③自然共生型社会の構築があります。①の低炭素型社会は化石エネルー資源制約からの脱却であり、温室効果ガスの排出を削減し、世界全体の排出量を自然の吸収量と同等のレベルにすることです、②の循環型社会は資源の採取、生産、流通、廃棄などの社会活動の全段階を通じて廃棄物の発生抑制や循環資源への負荷を少なくする取り組みで、③の自然共生型社会は言うまでもなく、生物の多様性が適切に保たれ、自然の循環に沿う形で農林水産業を含む社会活動を自然に調和したものとし、自然の恵みを将来にわたって継承できるようにするものです。
しかし、このような努力で地球環境を守ることに大きな悪影響を与えるものが戦争や紛争です、今日でも中東、アフリカ、そして、中国で戦争、紛争が発生していますが、どうして、ジョンレ・ノンの代表曲「イマジンImagine)」のような心境になれないのでしょうか、結局、人間の欲望が地球を破滅に向かわせることを暗示しているのでしょうか。
ウイグル自治区のウルムチ市では今度は「漢民族」の数万人がウイグル人の商店街を襲撃したようです、ウイグル自治区はもともと漢民族はわずかしかいないはず、そこに大挙して漢民族が入り込み土地を収奪したことは、70年前にあった、日本が中国東北部に国を建て、そして、入植したことと同じではないだろうか、ウイグル自治区の暴動、そして、チベットの暴動、すべて漢民族の横暴さが原因のような気がいたします。
写真は「第一生命ビル」です、高層ビルに建て替えられましたがファサードは往時のままです。日本もかつて横暴でしたが、ここにオフイスを構えた方の司令で目をさました経験があります。
戦いで父を亡くせし語る女黒き瞳に涙あふれつ maru
