最近の調査によれば沖縄の資源は「美しい海」であり、平成19年に沖縄を訪れた観光客は587万人に及び過去最大の入り込み客数となり、観光収入は4,240億円、付加価値は3,794億円で県内総生産の10.8%、雇用効果は7万9千人であった。そして、「旅行・観光産業」の県の産業に対する貢献度が14.2%であり、全国平均が5~6%であることを考えれば、沖縄にとって如何に「美しい海」が財産であるかが分かります。
なお、来訪者ではリピーターの比率が高く、H18年にはリピーター観光客が68.4%にも達しており、このうち5回以上訪問した人は1/3以上であり、沖縄の根強い観光人気がうかがえます。また、目的はダイビングが多く、平均宿泊が3.67日で、一人当た消費額は7.5万円です。これは、昭和60年ころの9万円からは落ち込んでいます。
しかし、最近沖縄の海も漂流物等で汚れてきています、海生生物を、そして美しい海を、沖縄の産業を守るため、海の環境保全のために努力をしなければなりません。これは、日本一国では解決できませんので周辺の各国と連携して取り組むことことが重要である。
写真は伊平屋島に漂着したゴミを回収している風景です、燃えるゴミは焼却場で処分します。しかし、燃えないゴミはこの島では処分できないので、本島まで運び処分することになります。
空低く雲も積みしかフェリーの揺れ揺れ進む轟音高く maru
