公正取引委員会は18日航空自衛隊発注の事務用品の入札をめぐり、談合を繰り返したとして独占禁止法違反の疑いで内田洋行、コクヨファニチャーなど大手6社と販売業者5社の計11社を立ち入り調査をしました。

日本の防衛費は4兆7千796億円(H20)で一般会計の5.8%を占めており、高い高いといつもマスコミのやり玉に挙がっている公共事業費の6兆7千352億円(8.1%)に迫るような規模の予算です。しかし、防衛費は人件・糧食費(給料食事など43.8%)、歳出化経費(過去の調達分36.5%)で硬直化しており、あちこちの赤字自治体のようにもう何もできない状態が続いています。

今回の事務用品会社には航空自衛隊の空将補等幹部8人、陸自、海自から各1人天下っていたそうですが、なにかぶざまで情けないような気がいたします(自衛隊は今はもう身分安定の典型的なサラリーマンであることを示しています)。

写真は、北谷のビーチですが土地がらアメリカ兵が多く見受けられますが、周辺には青々と手入れされた芝生の上の広々とした米軍人宿舎、これがみな過去のアホな政治家(逮捕されましたが)の思いつきで始めた「思い やり予算」で賄われているいことにほんとに腹立たしい思いがいたします。

日本の国防は基本的には日本人で担うのが原則と思いますが、アメリカとの安保条約があるにあるにしても、自衛隊員の精神がだいぶゆるんでいるのではないかと考えた事件でした。


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