写真は宮古空港のターミナルです、少し前までの空港ターミナルは伝統的な琉球舞踊で用いられる「傘」をイメージした空港ターミナルで本当に宮古島にきたんだなと感じさせられる雰囲気がありました。しかし、今のターミナルビルはお金はかけたようですが、すごくごてごてしており中国にでも来たのかなという感じさえさせられました。
この宮古島には宮古島から池間島(人口800人)に渡る全長1,400mの池間大橋があり、今また、伊良部島へ渡る伊良部大橋の架橋が計画されています。
この島の様子はまさに我が国の公共事業依存の姿が見えます、すなわち、いつもいつも公共事業をやり続けないと生きていかれないような仕組みが出来上がっているような気がするのです。
昨日のニュースで国土交通省が凍結したばかりの道路、直轄路線の18路線を再開するようです。このために必要な事業費は2,800億円だそうですが、せっかく、費用体効果という手法で効果が1を大幅に下がるので凍結すると表明したばかりなのに、どのように工夫した(鉛筆をなめるという表現もありますね)ら再開という結果がでたのでしょうか。多分、迫りくる総選挙をにらんででしょうが人間の欲望の相乗効果が純粋な費用対効果を上回ったということでしょうか、しかし確実に、また孫子への借金のつけが増えてしまいました。