平成20年7月に「低酸素社会づくり行動計画」が閣議決定されましたが、皆さんご存知でしたか、当時は福田内閣だったかもしれませんが、あまりにも内閣がくるくる変わるのでせっかくの閣議決定もあまり注目を受けずに残念です。

この「低酸素社会づくり行動計画は」実は良くできていて、日本国は2050年まで現状から60~80%の温室効果ガスを削減するといった内容です。また、我が国の革新的環境技術を世界に(特に途上国に)教えてもあげようと(キャパシティビルデング)するものです。

また、国内的には税制のグリーン化を進め、「見える化」をはかるともしていますが、皆さんご存じのECOポイント制やハイブッリト車の減税はその一つです。また、「見える化(変な表現ですが)」とは商品や食品、サービスに温室効果ガスをいくら使ったかを表示するものでありカーボン・フットプリントと言いますが、今後は地球環境に敏感な主婦は多分石油を燃やした季節はずれの野菜は購入しなくなると思います。

写真は私が自分の畑(6坪程度)で作ったニガウリとピーマン、そして桃です、この野菜果物は庭の畑でとれましたのでカーボン・フットプリントはゼロと表示されます。

太陽の恵みで季節の野菜をしかも地域産のものを食べることは地球環境にやさしく「低酸素社会づくり行動計画」に立派に参加していることになります。

この行動計画にはこのほか原子力発電、省エネ住宅・ビル、環境モデル都市、二酸化炭素排出の少ない交通輸送網などありますが、基本は国民一人一人が足元から行動する社会となっていますので一読したらいいかもしれませんね。
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