沖縄の農業の代表はサトーキビ栽培であり、黒糖などは沖縄を代表するお土産品でも有名である。このサトウキビ農家は手取り額はトン当たり20,621円だそうで、このうち実に8割に当たる16,320円が交付金だそうです。サトーキビについては以前にも書きましたが1反歩(300坪)あたり平均5~7トン程度の生産聞いていますが、この計算で行けば沖縄のサトーキビ農業も大変なものであることがわかります。
ただ、これもいつか記載しましたが、マンゴー栽培は手数がかかるが500坪で500万円の収入も夢ではないとのこと、亜熱帯の気候を利用した収穫の上がる農業に移行したらいいとも思いますが(実にサトーキビ栽培の75倍の収入です)、手間暇(ほとんど専業)そしてノウハウと簡単に移行できないのかもしれません。
しかし、いつまでも補助金(交付金)に依存した体質のままでいいわけはなく、自立した農業を確立することも大事かと思います。