毎日様々なニュースがあるが、昨日のTVニュースと今日の新聞は全国の出生率について記載されていた。すなわち、女性一人が生涯に産む子供の数であるが、過去最低の2005年の1.26から2008年には少し上昇したらしく1.37となったそうだ。私たちは第一次ベビーブームと言われたころの生まれであるため、教室は満杯、社会に出ても激しい競争社会を経験してきたが、あのころは出率も4.0を超えていたのだろうか。2008年に生まれた赤ちゃんの数が109万1150人だそうですが、ベビーブームのころは200万人を軽く超えていたのでずいぶん高い数値であっただろうとは思う。
また、子育ても、当時は隣近所で助け合う風潮が残っていたので、ちょとの用事を済ますくらいの間は誰かに子供を預けることができた。また、教育も今のように塾に行くわけでもなく、また、大学等も進学しない時代でもあり、それほどお金がかからなかった時代であったことも確かである。
それに比べて、今の時代はいつも子供から目を離すことができないくらい安心・安全面で不安であり、また、よほど高度な教育を受けなければ就職もままならない時代でもあり、学費がばかにならないというか、学費で親のすねが細るばかりである。
沖縄の私の知っている方で東京の大学に娘を入れているが、年間授業料が150万円、生活費が150万円の合計300万円送金しているとか、本当に大変な時代である。
やはり、国は税金を使って米軍に思いやり予算などをあげているが、国民をおもいやってほしいと痛烈に感じる、そしてこのような政権ができれば出生率もおのずから上昇すると思うがいかがでしょうか。