私はまだ年金を受け取っていないが、若いころは年金についてあまり関心がなく、ただ、給料から差し引かれている金額が結構高いなと思っていたような気がする。その後は、勤め人をやめてからは国民年金に加入したが、国民の義務だからと思い妻の分も含め長い間納めてきた。

厚労省の発表によれば日本の共働き世帯は1300万世帯で、専業主婦世帯は851万世帯であり、これらのモデルで40年間会社勤めをした2009年の年金受取額は、共働き世帯は27.9万円/月、専業主婦世帯は22.3万円/月でそれぞれ現役世代の48.3%,と62.3%になるとことです。

年をとれば誰でも年金をあてにせざるを得ないわけですが、子育てが終わり、家のローンの支払いも終わった仲の良い夫婦であれば、このくらいの収入で十分に暮らしていけると思うが、しかし、人生は絵にかいたようなものではなく、たとえば子供の教育費がまだかかる人、病気の治療費がかかる人など予想もしない様々な物入りが必要なこともあります。

まともに40年間年金の掛け金を払って一家で月22万円余りですので、若い人達が無駄な買い物をせず貯金に励む世相も理解できますが、自分を磨くことことにはぜひ投資してほしいですね(将来必ず生きてきますよ)。