東京から沖縄に引っ越しし、インターネットで郵便の転送を手続きをしてあるが、都内のデパートからのお中元案内や、大学の総会、懇親会、さらには、ビックサイトでの展示会案内やメーカーからのカタログまで様々なものが送られてくる。この転送は1年のみ有効でであり、その後は発送元に返却されることになるが、この間に本当に必要なものだけは手元に送られてくる手配をしなければならない。

数年前に「山の配達員」という中国映画で目の見えない山村の老婆に、郵便配達員が実は来てもいないが息子からの手紙だと言って読んで聞かせてあげるシーンがあったと思うが、情報の少ない場所や人にとって郵便員は情報を運んでくれるありがたい存在である。

しかし、日本では障害者向けの特別郵便を利用して、数百億円もの郵便物がただ同然で配達されたが、このような状態には、「山の配達員」のような情緒もなにも無く、漢検の親子のようにただ、金銭欲にまみれた連中の姿しか浮いてこない。

北海道では来る人来る人みな障害者手帳をあげた医者が逮捕されたが、福祉を食い物にしているやからの存在があちらこちらであぶりだされた.

WHOの報告にもあったが、先進国では福祉への金の使い方の7割が過剰であるとのこと、財政逼迫の折り福祉政策も見直す必要があるのかもしれない。