H20年11月に国交省が行った意識調査で、自分が住む地域での暮らしやそれを取り巻く生活環境について、満足している、どちらかと言えば満足している比率はほぼ6割で、一方で、将来に不安を感じている、どちらかと言えば不安を感じているも6割である。

また、年齢別では高齢者ほど満足度が高く、働き盛りの30代から50代が満足度が低い、住む場所では都市部ほど満足度が高く、町村部では満足度が低い。

確かにこの意識調査は今の私たちの暮らしぶりを反映しており、特に30代の人々は20代の時に就職氷河期であったことが今に至るも引いているので、暮らしぶりがいかかですか?なんて聞かれても、悪いにきまっているだろと怒りの返事がすぐ返ってきそうである。

また、都市と地方の生活について、地方が生活しにくいとの結果であるが、これは、働く場、日常の買い物、交通アクセスや病院、などの項目について聞いているので、地方は都市より不便である結果である。しかし、これは、一人ひとりの考えようで、聞く項目によっては都市部より地方が生活しやすいという結果も出ると思う。

実際、私は東京から沖縄に移住してきたが、沖縄の生活になんら不便を感ずることなく満足し、美しい景観を眺めながら畑仕事もし毎日を有意義に送っている。

ただ、沖縄は有効求人倍率などの指標ではいつも全国最低の値であることから、沖縄の若い人々も沖縄での暮らしを悪いと思っているかもしれませんが・・・