今日は沖縄が本土に復帰して37年目になる、もう37年なのかまだ37年なのか、人によってそれぞれ感慨は違うと思うが、今日はまた、米軍普天間飛行場代替施設建設にかかるアセスメントの住民意見ん受付締切日でもある。

沖縄が本土復帰のために流した汗は並大抵なものでなく、本土にいた私たちも沖縄の人々の熱意に呼応し「沖縄を返せ」という歌を歌ったことを思い出す。

しかし、米軍基地の「密約」問題なども毎日新聞記者と外務省職員の「愛人問題」にすげかえされてしまい、復帰後もそのままで、今また、普天間飛行場の辺野古移転問題を抱えている。

そもそも環境調査は難しく、環境省でも予測は不可実性を持つものであるとしている。すなわち、既存資料の収集及び解析、現地ヒアリング、現地踏査、現地測定調査などを実施して行うが、いくら予測の精度が高くても

①知見の情報が限られていること

②データやモデルによる手法が推計値であること

③自然j環境の条件が変わること

④多様な地域条件をすべて勘案することは困難であること

⑤面整備の場合は上物が決まらない段階で行われるため正確な予測は困難であること

従って、評価する場合は

①感度解析をすること

②予測結果を幅を持って示すこと

③不確実性をもたらす要因とその程度を示し記録すること

などとしている。

復帰後37年目の今日、米軍基地のための不確実性を伴う環境影響評価、本当に悩ましい問題ですね・・