先日オクマビーチに行ってみた、ここは新婚さんなどに人気の名の知られたリゾート地ですが、その付近の大宜味村に芭蕉布記念館がある。私も初めて入ってみましたが、喜如嘉(きじょか)の芭蕉布として随分名の知られた布で日本伝統工芸品館の項で検索しましたらに「芭蕉布は、13世紀頃にはすでに作られていたと考えられますが、人々の間に広まったのは近世になってからのことです。家の庭や畑に芭蕉の木を植え、主婦や娘たちが自家用の布を織っていました。19世紀に入ると絹や綿が出回るようになりましたが、あいかわらず芭蕉布は人々に親しまれていました。この伝統を受けついでいる喜如嘉の芭蕉布は、昭和49年に国指定の重要無形文化財の総合指定を受けています」とありました。
案内の女性の方からいろいろお話を伺っていましたら、古代織として山形県と新潟県の県境のシナ織、宮古島の宮古上布など、どこも職人は高齢者ばかりでこのままでは、今にも消えそうな環境にあることなども 知りました。
今は若い人達の就職難の時代ですが、このような伝統工芸にで若い人たちが就業した場合に一家を支えることができるシステム(予算)も必要なことを痛感しました。