沖縄に移住後はじめて糸満市にある「ひめゆりの塔」に行きました、これまで3回ほど訪問したことがありましたが、今回訪ねましたら福岡から来たという女子高生達と一緒になり、犠牲者の沖縄第一高等女学校の生徒たちもこのようなまだ幼さの残る「女の子」たちだっただろうなと、心から戦争を、そして、戦争を引き起こした責任者への怒りを覚えました。
館内には彼女達の手記もありましたが、どの手記も戦争の悲惨さを伝えるののであり、また、生き残ったという方の戦後の日本の憲法第9条の大切さを解かれ、政治家や一部学者の改憲論など、全く浅はかな思考であることが再認識されました。
今、沖縄では百合が咲き誇っていますが、白い気高い姿形を見ていると戦争で犠牲となった彼女たちの姿とダブって見えて、あわせて、平和の尊さを教えられます。