さくら前線が北上し北海道までピンクの花が咲いている今日、異常気象なのか北海道では雪が舞い散る気象で、せっかくの休日も楽しさ半減となってしまいそうである。

しかし、人間はお天気よりも心の持ちようで、少しくらいの寒さは家族の愛情や人とのつばがりのぬくもりのなかで消し去ることができる。

ただ最近、この家族の愛情に冷や水をかけるというより、背筋も凍るような事件がまた起きた。大阪市西淀川区千舟の小学4年松本聖香ちゃん(9)が殺され、奈良の山中に遺棄された事件である。実の母と同居人によってなされたようであるが、殺された児童の心情を思うとなんともやりきれないし、どうして学校や、近所の力で防げなかったか残念でならない。学校の養護教諭は児童の討ったいを無視し学校からの救いの道が閉ざされたし、近所の人は異常な泣き声で警察に通報したと話しているが(警察は通報はなかったとし真実はヤブの中であるが)この道も閉ざされ彼女は殺されてしまった。

今回の場合、周りの大人が子供を自分のこととしていつくしむ気持ちがかけていたようだ、公的な立場の人は自分の給料は国民、市民から頂いているということを認識し、もっと、社会のために働いてほしい。