弘前市で今日から花見が始まるようで、私もほぼ十年間に和らる青森での仕事をしていましたので、見渡す限りのピンクの一色の花とお城との風情が思い出されます。しかし、桜は(今年全国的に)例年より10日以上早く咲いているようで、温暖化の影響なのかといわれているようです。
今、沖縄で生活していて農家の方々と話をしていると、これも温暖化の影響なのかタンカンなどかんきつ類の甘味が少し足りなく、また、マンゴーの実の付け具合も少し少ないとのことで、このようなことは10数年以来とのことのようです。
温暖化の影響は海水が上がる南太平洋の島が水没してしまうとか、あるいは、マラリア蚊が北上するとか、リンゴなど寒冷地に適した産物ができなくなるとか、あるいは、水産業も温暖化で打撃をうけるなど様々であるが、亜熱帯の沖縄でもその一端が既に現れ始めているのでしょうか。
温暖化防止は一国では難しく、世界が協力して対処しなければならないが、いずれの政府も経済成長にも影響すると考え、温暖化対策は後回しにしている。
環境の内在化、すなわち、環境税やデポジット制が環境の内在化で、これが温暖化を避ける一つの方法であるが、国家としては中国などのCO2の大気けの排出、また、個々人としては終わった冷蔵庫やTV、あるいは、古タイヤの野山への投棄などなされ、環境の内在化は人間のモラルを問う制度でもあるが、子々孫々に付けを残さないためにも確立しなければならなと思う。