人間はだれでも「幸福」になりたいと願いながら日々生活していると思いますが、しかし、「幸福」とは一体どんなもなのでしょうか、チャップリンは「夢と希望とサムマネー」と言っていますが、幸福への道はやはり夢と希望がなければ叶わないものかもしれません。
若い人々には前途洋々の夢や希望があるのが当たり前ですが、しかし、最近の世相から若い人ほど前途に夢が持てない、希望が持てないなどという発言も見受けられます。
確かに、高校や大学を出ても就職することが大変な世の中ですから、チャップリンのいうサムマネーさえ手にすることができないことになりますが、それよりも、大切な修行の年月を無為に過ごしてしまうことにもなりかねません。
では、どうしたらいいでしょうか、政治家に任せますか?政治家に任せた例としてヒットラーが政権を取った時代がありますが、当時ドイツは不況の真っただ中でした、彼は一時期経済を立て直し国民の熱狂的な支持を得ましたが、それは、戦争による経済の復興だったのです。あの悲惨な戦争を引き起こし、世界中を巻き込こみ20世紀を戦争の世紀とし何千万人もの悲惨な戦争犠牲者を出す結果となったのです。
人は考えようでは心持も変わってきます、日本は今まで景気が良過ぎたと考え、今の景気が普通と思ったらいいかもしれません。
こうした時代に若い人々が希望や夢が持てる働く場としては伝統的な工芸などがあるのではないだろうか。工芸は古くからあり江戸時代に花と咲いた日本の文化です。このような日本の優れたハイテクと伝統的な工芸とのコラボレーションを図り、新規産業を伸ばしたらいかがでしょうか。
しかし、今の日本の政治家は二世議員ばかりで軟弱でいよいよ期待が持てませんね、選んでいるのは国民ですが、政治家が貧弱でも国家は滅ぶことは歴史が証明しています。