一昨日早朝NHKラジオで京セラの稲盛会長のお話を聞いた、会長は仏教に帰依し得度もなさっている方ですが、話にはずいぶん深みがあり、私の日頃考えていることにも共通しおおいに共感させられた。

会長のお話の内容は、たとえば禅宗のお坊さんなどが日々坐禅を組み修行をするが、私たち一般の人々には仕事がそれに匹敵するのだといわれていました。つまり、日々仕事をする上で様々な困難が付きまといます。これを克服するにはいろいろ工夫が必要ですし、また、他人を納得させなければならない時などは理解させる努力も必要です。稲盛会長はこれらはみな修行であり、これを達成した時にこそ自分の心の思うままに生きていけるとのお話でした。

私も長い年月仕事を続けてまいりましたが、、艱難辛苦に耐える中で、確かに仕事は修行であると実感していました。そして、いつかは沖縄で生きたいと念願していたことが実現され、稲盛会長のお話に本当に共感できたものであります。

人はだれでも多くの希望を持ち、また、悩みもあります。しかし、自分に与えられた仕事を修行だと思い、少しずつ目標に近づくことがいつの日にか目標に到達できる真実の手段のようです。