一般に情報はなくてはならないもので、例えば、災害時の情報などは一刻を争い、正確な情報で被害を少なくすることにもつながる。また、戦時での情報はその勝敗を決する最も大切なもので、第二次大戦で日本は情報戦に負けあまたの国民に犠牲を強いた。

しかし、最近は情報過多の世相であり、なくてもいい情報に振り回されており、行き過ぎ、いじめにつながったり、社会問題ともなっている。

最近、本当に必要な情報ってなんだろうと考えている、東京にいた時には、新聞も数社を読み、読まなければならないような強迫観念さえもっていた。しかし、こちらに移住して、最低の情報は自治体の広報で入手でき、地域の出来事などはラジオのニュースで十分とも感じている。さらに、詳しいことを知りたければインターネットの検索で可能であり、最近新聞社やTV局が赤字決算であるとのことも何か納得がいくような気がする。

人が人らしく悠々と暮らすには昔の人々がそうであったように、お日様やお月さまの出入りと一緒がもっとも理想と考えるが、これは簡単なようで都会では難しく、地方では今でも可能なことに気がついた。