移住した自治体から介護保険の請求書が来た、介護保険はご存じのとおり40才以上のすべての人は、介護保険に加入しなければならないことになっています。介護保険の区分は、65歳以上は第1号被保険者、40歳から65歳未満が第2号被保険者とされ介護サービスを利用できる条件もそれぞれ異なり、確か40歳からでも18の特定疾病に指定された病気であれば介護サービスを受けることができるシステムだったと思います。
しかし、65歳以上の方はだいたい年金で生計を立てていると思いますが、最近退職した人は公務員で40年以上勤務した人で280万円程度、民間でいた人は200万円に満たない額、さらに、国民年金を満額かけた人で72万円余りが大多数であります。
この少ない額から年額10万円余り(東京都は7万円余りですが、沖縄は最も高いです）、月額8千円少しですが支払うのは実は大いなる負担となっています。以前は、自分の老後は自分の家族や地域の好意で見てもらうことが普通でしたが、今は、皆他人である介護福祉士などに1割の負担で介護してもらうのが当たり前となったいますが、健康に大いに注意して病に取りつかれないことは、自分のためにも、社会の為にも私たちに課せられた義務でもあります。
少し前に悪徳介護福祉業者がこの介護保険を狙って乱立していましたが、介護保険費の今以上の負担はもうできません、あまりにも介護を必要とする人が増えると受益者負担増の論議が出てくるでしょうし、そうせざるを得ないと思います。