昨日は日曜日でしたが会社に出ていましたら、外から小さな子供達の声が聞こえてきた、はじめは遠足かななどと思いながら、窓から外を見ましたら、家族一同のお墓まえりでした。

はじめに会社に来た時に、隣接して大きな室みたいなものがあるので、小型の防砂ダムかなにかなどと思っていたののが実は沖縄独特のお墓だったのです。

インターネットで「清明」を検索したら、旧暦の3月の吉日を選んで行われる祖先を供養する行事で、今年は昨日の4月5日だったというわけです。なんでも中国の暦法二十四節季の一つ「清明」の季節に行わ れ、沖縄では単に「シーミー」と言ったら清明祭の事を指しますとありました。

昨日もお墓の前で家族たちが御馳走を食べいろいろ話しを祖先と一体となる行事を拝見していて、ほんとうに素晴らしいものだと思いました。

亡くなった方々も「私はお墓になんかいませんよ・・」という歌もありましたが、たぶん「清明」の時にはお墓にも戻ってきて家族と一緒になり皆の幸福を願っていることを実感しました。