3Dという意味を知っていますか、私たちの知っている3Dはコンピュータの(Three dimension )すなわち、3次元グラフィックをイメージしますが、外国人労働者に対しての3Dとは汚い(Dirty)、危険(Dangerous)、困難(Difficult)を意味しており、イギリスのサイドハミド内相は外国人労働者に対しての職業はこの3Dに限定すると語ったそうです(読売、3,22朝刊)。

今はまさに国際的に不況の嵐が吹いており、特に出稼ぎ国といわれる国々の人々は母国に家族を抱えて大変な思いをしているようだ。わが国でもご存じのように派遣切り、新卒者の内定取り消しなど日本人でも職に就けない若者が急増しているが、一方で、ブラジル人などからの出稼ぎ者の無職者が急増しており、大きな社会問題となっている。

昔、NHKTVで「村の女は眠れない」という名ドキュネンタリィ番組が放送されたが、その内容は、東北の農家の男達が冬期間都会に出稼ぎに行き、その間、厳しい環境で女達が心細い思いをしながら留守を守るという内容であった。

時が流れ出稼ぎも国際的になったが、情報伝達システムが発達した今日では、母国に家族を残しての出稼ぎでもそれほど心細い思いをしないで済むのかもしれないが、しかし、異国の地での無職という状況は彼らを不安に陥れていると思う。

世界第二位の経済大国である日本に行けば、1月で母国の1年以上の給与をもらえることは大きな魅力であり、この不況下でも何とか新しい職場を見つけようとしている方々が多いと思うが、海外では既に外国人労働者排斥運動も起きている。

日本人でも就職できない人々が急増している今、国策で外国人労働者の受け入れ方針を定めた国は、今後どのように対処していこうとするのだろうか。また、人は誰でも感謝され尊敬される仕事に就きたいと考えていると思うが、イギリスの内相のように外国人労働者は3Dに限るといわれたら、もし対象があなただったら、あなたはその国に対してどのように感じますか。