「文芸春秋」3月特別号で芥川賞受賞作が掲載されたので、早速を買い求め読んでみました。
受賞作は「ポトスライムの舟」というタイトルですが後読感は、失礼ながらこれが芥川賞?。
そういえば、最近の芥川賞はなぜか若い女性が受賞し、彼女たちのファッションも含めてマスコミをにぎわし話題となります。
しかし、読んでみていつも何か物足りない感じがいたしますが、今年もまた同じことを繰り返しました。
いろいろな選評も併記されていますが、しっくりしない選評もあります。
私から見ればインターネットで人気の「大手町小町」を読んでいるのかと錯覚をいたしましたが、
今の文学とはこんなものなんでしょうか・・
昨今は誰でも(作家も)軽薄な文化の中で生きていますから、もう深みのある作家の誕生を渇望しても無理なのかもしれませんね。
つれづれにはやはり古今東西の古典を座右にしたほうが人生を豊にできそうです。