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岩波書店
発売日 : 2014-08-27
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【出会い】
帯広図書館で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
「書店とは、陳列された実体としての、みずからを提示し紹介する主体としての、書物のイデアにほかならない」──ネットの普及、電子書籍の登場、減少する書店……、出版界が激変を迎える中、物質としての書物の意義を示し、書物には書店が不可欠であることを説く。現代フランス最高の哲学者が、書物と書店を根底から問い直す。 |
【響いた抜粋と学び】
著者のジャン=リュック・ナンシーさんはストラスブール・マルク・ブロック大学名誉教授。ジャック・デリダの影響下で哲学的キャリアを開始。ドイツ・ロマン主義やナチズムの批判のほか、文学、宗教、芸術に及ぶ広範な領域で独自の思想を深化させてきました、現代フランスを代表する哲学者。フィリップ・ラクー=ラバルトとの共同研究でも知られます(執筆当時)。
正直言って、読み終わった感想。
「意味不明」
頭悪くてごめんなさい。
よくわかりませんでした。
書物には著者の考えと、それを読み解くあなた自身の考えの二つがあって対話をしているんですよ、ってことを言いたいのかな、って思ったんですが……。
書物との交わりにおいては、つねに変わらぬ、心やすい奉仕をうけることができる、はわたしの歩みに終始付き添い、わたしの行くところどこへでも供をする。
書物とは、一個の対話である、それはイデアに対話の形質を授ける、といって、そのイデアがこの形質に先だって在るわけではない、イデアはそれ自体、ある宛て先に特有の刻印なのだ。
書物とは、それ自体で、何よりもまず、みずからを相手におのれを伝達し、取引するものなのだ、真に書物を読む者は、この取引に加わるほかない、まさしくここに、書物と「誹謗文書」やら「概論」やらとの違いがある、後者が何らかのメッセージを伝えるのに対し、書物はいわば自分自身でみずからを伝達をするのだ。
書物とは、そもそも読めないものであり、まさに読めないものの名において、書物は、読むことをときに命じ、ときに呼びかける、読めないものとは、つまり、書物が開かれているときに閉ざされたままでいるものであり、装幀のなかにとらえられ、糊づけされ、縫いつけられたままでいるために、それとも、秘密を見破ってやろう、別な書物を著してやろうと、こつこつ余白に書きつけられてきたそのままでいるために、ページからページへとすりぬけてゆくものである。
本と、人と、出会い、交わり、別れる日々のそのなかで、別れられなかったあの人が、読まずにいられなかったあの本が、わたしを、あなたをつくってきました、いま、眼の前にいるその人が、開いているこの本が、わたしであり、あなたなのです。
最後の抜粋は本書ラストの部分です。
書物との関わりは対話となるので、著者の考え、他人の考えでありながら、あなた自身がその本を読んでいるときはあなた自身も考えています。
思考していますから、あなた自身の考えにもなるんですね。
だから、目の前に開く本は著者の本であり、そして、あなた自身の考え、でもある、という意味だと僕は理解しました。
で、なに?
って言われると、ごめんなさい。よくわかりません。
とにかく本を書いた人の思考とあなた自身の思考があり、その取引なんだ、というタイトル通りのことなのかな、って思ったんですが……。
読み解きが浅かったら申し訳ないです。
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【編集後記】
妻が体調不良のため、病院の付き添いをします。合間にモニタリング訪問等を行います。
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発売日 : 2014-08-27
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