記憶障害の花嫁/北海道放送報道部取材班 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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小学館
発売日 : 2013-09-25









【出会い】
ブックオフ帯広西5条店で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
話題沸騰 感動実話

せっかくのプロポーズの言葉も忘れてしまった私だけど 本当に、ありがとう

つかささんは北海道網走市の普通の女子高生だったが、
17歳の時に、交通事故に遭い、車椅子生活になってしまう。
また頭を強く打ったことでそれ以後、自分に起こったことを覚えていることができないという記憶障害が、後遺症として残る。
それでも明るく前向きに生きるつかささんは、
25歳の時に網走市のタクシー運転手と恋に落ち、結婚を決意する。
当然のように周囲は大反対。ところが妊娠がわかり、
ついに周囲からも祝福される結婚式を挙げ、元気な赤ちゃんを出産した。
不運と困難の連続にも、
まったくひるむことなく強く夢を追ったつかささんの人生は、
生きることの本当の大切さを教えてくれる。
人間愛が溢れる真実の物語。


【気になった抜粋】
「つかささんにとっては、たとえばメガネをかけるようになる前の私と、メガネをかけるようになった私とは、何が違いますか? って……、確かに見た目は違いますけれど、メガネをかけた私が結婚したからといって何かおかしいですかって……。つかささんにとって障害とは、そんな程度の問題だったのではないでしょうか?」

【響いた抜粋と学び】
著者のHBC北海道放送報道部取材班は交通事故の後遺症に関するシンポジウムのパネリストになった萩田つかささんを、HBCが初めてニュース番組で特集したのは2006年5月です。特集は大きな反響を呼び、以後、数年おきにつかささんを取り上げ、計5回放映します。この特集を再編集したドキュメンタリーは2012年第36回JNNネットワーク協議会賞、ネットワーク大賞を受賞しています(執筆当時)。

主人公の萩田つかささんは北海道浅井学園大学(現北翔大学)出身です。
僕はその大学の一期生(?)になるんですね。

というのは、北海道女子短大から北海道女子大学となり、僕が大学一年生になるとき共学になったわけです。そして、北海道浅井学園大学となったんですね。

男子の一期生、というわけです。ちなみに介護福祉学科でした。

だから、2003年入学ということは僕が3年生のときに入学しているんですね。

なんとなく、日常生活で手伝いが必要なのでご協力お願いします、と言っていた女の子達がいたような気がします。

記憶の片隅にですが、見たことはあるんだと思います。
※ 大きくない大学ではありますが、介護福祉学科と生活福祉学科合わせて1学年200人いますから……。

余命1ヶ月の花嫁/TBSテレビ報道局
こちらも話題になりましたね。


はい。

今年の始めだったかな。ザ・本屋さんの読書会で本書を紹介されて
「読みたい!」
って思っていたんですね。


それで半年以上経って本屋さんにあったので、手に取りました。

ここから先、ネタバレ含みますよ!!



「つかさ。つかさが子どもを産むことはできると思うけど、育てることは無理だと思う。それは子どもにとっても不幸だし、なによりつかさにとって不幸なことになると思う。よく考えて。”堕ろす”という選択肢もあると思う」

親友からの言葉です。

残酷な言葉ではありますが、つかささんと夫、そして子供のためを考えた総合的な意見なんですね。なるほどな、というところです。

確かに、結婚、出産は夢や愛情といった言葉だけのことではありません。現実なんですね。

だからこそ、親友の方は辛い言葉だと思いますが、発したんだと思います。

「マーさん、アタシたち、早く年をとりたいね」雅己さんは、その意味がまったく理解できなかった、「早く年とってどうするの?」「縁側でさ、ふたりでお茶を飲みたいの……」。

このあたりは何気ない言葉なんですが、結末を知っていると切ないです。

「つかささんは17歳の時の交通事故で、すでに一度、死の危機に直面しましたよね。そこから奇跡的な生命力で回復して、一度も『痛い』と言わずにつらいリハビリに耐えてくれました。高校も卒業した。大学にも行った。愛する人とめぐり会い、妊娠し、赤ちゃんにその命をつないだ。つかささんは、女性としてすべてのことをまっとうしたのだと思います」。

50年以上前の日本は平均寿命50歳くらい。子どもを産んで、孫を見ることは少なかったのかもしれません。

もっと昔縄文時代だとかだと30歳が平均寿命と言われています。

子供を産んで、大きくなってきたら死んでいたとなります。

動物の世界では孫を見る、というのは少ないです。サラブレッドだとか動物園の動物だとか人工的に育てられているのは別としたら、自然界の動物は多分子供を産んでから死ぬんだと思います。

だから、この言葉も本当に女性としてまっとうしたのかな、とも言えますね。

元気な子どもを産めてよかった、というのと、もっと生きて欲しかった、という想いが交差します。

読んでて
「え? どうして? 嘘?」
ってなりました。




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【編集後記】
本日はモニタリング訪問一件あります。今月は年末ですのである程度ペースアップです。実績の打ち込みもやっていきます。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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小学館
発売日 : 2013-09-25