「しきる」技術 誰にでもできる超実践リーダーシップ/克元 亮 | ブログ

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こんにちは。岡本大輔です。
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著者 : 克元亮
日本実業出版社
発売日 : 2011-04-28









【出会い】
帯広図書館で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
◆「リーダーなんて柄じゃない……」という人のために

「リーダーシップ」というほど大げさなものを求めているわけではない。
でも、チームのリーダーになってしまった以上、メンバーをまとめたりプロジェクトをしきる「方法」を知っておきたい――。

本書は、そんな若手のリーダー達のリアルな声に応えて、「チームをまとめる技術」を解説したものです。
ごく一部の人だけに可能な、メンバーの上に立つヒーロー型のリーダーシップを説くものではありません。上司の心得のような単なる精神論でもありません。
「しきる技術」というタイトルの通り、気が弱い人、実力に自信がない人でも実践可能なテクニックを、具体的・体系的にまとめたものです。

本書の著者は、システム開発の「しきり役」であるプロジェクトマネージャを長年勤め、数人規模から百人規模までの多数のプロジェクトを成功に導いてきました。
本書はその経験と技術を体系化したものであり、「リーダーシップ」と呼ばれるものの正体を次の6つの要素に分類し、解説しています。

「しきる」技術・6つの要素
1ゴール設定
2マインド
3スピード
4フェア
5リスク管理
6コミュニケーション

「チームのまとめ方」は、上司や先輩から言葉で教えてもらうことが最も難しいスキルです。
管理職になったばかりの人、部下との接し方に自信がない人には必ず参考になる1冊です。


【響いた抜粋と学び】
著者の克元さんはプロジェクトマネージャ、ITコンサルタント。大学を卒業後、中小のソフトハウスに就職。入社2年目にチームリーダーを務めて苦い経験をします。その後、「プロジェクトマネジメント」や「コーチング」「ファシリテーション」を活用して独自にリーダーシップを高め、大手IT企業に転職。数名から100名程度のITコンサルティングやシステム構築プロジェクトでマネジメントに関わります(執筆当時)。

メンバーそれぞれの長所を知ったうえで、話し合いながら彼らのモチベーションを高め、チーム全体として高いパフォーマンスを発揮させる、そんなことを実現するのが、「しきる技術」です。

本書タイトルの「しきる」技術、とは……。
この部分ですね。

「よきリーダーは人から称賛される。悪しきリーダーは嫌悪される。偉大なリーダーは、リーダー自身が評価されず、メンバーが自分たちで成し遂げたと考える」(老子)。

これが「しきる」うえでの最高の形を示していますね。

「しきる」ときに何よりも大切なのは、ゴールを明確に設定し、チームで共有することです、ゴールに納得感があるほど、チームを「しきる」原動力になります。

サッカー日本代表が例に出ていました。

空中戦をしたい、と話すFWと一歩引いてしっかり守りたいと話すDF。練習試合をやってみて空中戦は世界で通用しない。結局、俺たちの目標はなんだ? というところ。
世界で勝利する、ということです。

世界で勝利するためにはどうしたらよいのか? ということですね。

本当にしきられている組織は結果を出します、そのためにはスタート時点が重要です、ゴールを共有し、緊張感をもって仕事をして結果を出します。

しきるマインドを高めるには、自己評価を高めることも大切です、そのために、自分のこれまでの人生を振り返り、どんな出来事があり、そのときどんなふうに考えたかを整理してみます。

人は、他人と共同でやる仕事より自分ひとりでできる仕事、頭を使う仕事より頭を使わない機械的な仕事を優先させる傾向があります、そういうことを意識しながら、重要な情報は早く伝達し、覚えているうちにすぐ動くことが大切です。

ピンチのときほどリーダーは、明るく、前向きで、落ち着いていなくてはなりません、しきり役が慌てたらどうしようもない、みんなが目一杯になっているなと思ったときほど、自分は冷静でいなくてはなりません。


しきるための注意事項ですね。

要するに「リーダーシップを発揮する」ということが「しきる」ということです。
部下を支配すること、巧みに操ることではなく、部下が自主的に力を発揮できるようにするのです。

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著者 : 克元亮
日本実業出版社
発売日 : 2011-04-28