なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?/パコ・ムーロ | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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ゴマブックス
発売日 : 2007-06-05









【出会い】
ブックオフ帯広西5条店で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本書はなんらかの集団を率いる方々を対象としている、経営管理のための行動を改善する際に大変役に立つはずである、現実に起こり得るわかりやすい場面を設定し、よく考え、自分を知り、常にコモンセンスを考慮することで自分を改善する方法を示している。

~Amazonより~
「人生で成功するための大切なポイント」が身につく13の物語。

自分自身を改善したいと思っている経営者へ、絶対読んでね。周りが使えないやつばっかりで腹が立っているあなたへ、今の状況を打開できるからぜひぜひ読んでください。

【響いた抜粋と学び】
著者のパコ・ムーロさんは大手コンサルタント会社、オットー・ウォルター社の会長。「管理職とセールスピープルの行動」の指導を専門とします。ESTECO(la Escuela Superior de Tecnicas Comerciales)で学位を、OACM(Colegio Oficial Arquitectos de Castilla‐LaMancha)で修士号を取得しました(執筆当時)。

なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?
それは本書の13の物語の一つに記されています。僕は完全にタイトル買いでしたね。興味をそそるじゃないですか。
なんでだろう??  ってね。

で、実際に読んでみたら、他の物語が面白くて、なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか? なんてどーでもよくなったってわけ(笑)

ずっと変わらずにいるものは何もない、変化し続けるこの世界では、進化するか、しないかという選択の余地などない、生き残るには進化するしかないのだ。

私は長いこと、すべてを不運のせい、他人のせい、世の中のせいにしてきたが、今では、責任はこの私にあったと悟っている。

ここの物語は豊富にある水が枯れてくるから、居心地のいい水での生活から、多少苦しくても陸で生活できるよう今のうちに切り替えておけよ、と言われたんだけど、またいつか雨が降ってくれると期待して練習しなかった魚の物語です。

これはね、会社やその業界でよくありますね。

たとえば、自動車と馬車ってそんな関係なんですね。

自動車が流行ってきたときに、それでも馬車だろ! って頑張っていたんですね。客は馬車を使うだろう、って。で、結局どうなったかというと、車が市場を独占したわけです。

今や馬車は観光地などで”特別に”乗るものとなりました。

音楽で言うと、レコードやカセットテープ、MD、CDなんかもそうですね。

で、さらに言うと介護業界もここに当たるんですね。

国のせいだとか、政治のせいだとか言ってたって、現実は何も変わらないんですね。

だから、どうするのか? っていうと
「今できることをやる」
「最善を尽くす」
ということなんですよ。

「今できることをやる」
「最善を尽くす」

の中に愚痴や不満を言うのは当てはまらないんですね。

今後、さまざまな案がテストされ、却下されるものもあれば発展していくものもあるだろう、そしてやがては、今では想像できないような新たなやり方に行き着くことになる、だが、今日第一歩を踏み出さなければ、いつまでもそこに行き着くことはない。

そうそう、つまりはこういうことね。

自分の会社には、能力のない社員、仕事のできない社員がやたら多いと思っている人はいないだろうか? 部下の扱い方や管理のしかたを改善すれば、会社の問題は解決するのではないだろうか?

この物語も面白かったです。
社長が部下のことを使えない、自分が5人いればいいのに、という望みが叶ったんですね。
自分のクローンが5人部下となりました。

結果、どうなったのかというと、
クローンの一人は自分で起業します、だから仕事を辞めます、ってなっちゃったんですね。

ははは。

確かに社長をやっている人のクローンですからね。

自分が5人いれば……、なんてもしかしたら介護現場で働くあなたも思うかもしれませんが、
「あなた自身の部下になれますか?」
という問いかけですよね(ニヤリ)

重要なのは、みんなが均一なことではなく、みんながそれぞれの役職に適していること、そしてみんながうまく組織され、やる気があり、よく管理されていることだ。

みんなが同じことを出来る必要がないんですね。

介護現場とは、相談員がいて、介護職がいて、看護職がいて、ケアマネがサービスをデザインして、家族と本人を支援していく、という構図です。

すべてに役割があるんですね。

それぞれが全く同じことを出来る必要はなくて、それぞれが必要な力を発揮しているんですね。

あと、ここでは載せませんでしたが、個人的に気に入った話は
アリの足の話です。

6本ある足を1本落とすと経費削減できる、ということで1本落としました。
また、経費削減で4本になりました。

と話が続きだんだんだんだんと経費削減になれてしまって、必要なものまでカットしてしまうって話なんですね。

これはぜひ読んでみてくださいね。

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【編集後記】
本日は朝から「NEXT READING」読書会です。仕事では午後から認定調査です。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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