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誠文堂新光社
発売日 : 2014-02-18
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【出会い】
帯広図書館で出会いました。「NEXT READING」読書会で本日読み解きました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
オオカミは動物園などではマイナーな動物かもしれませんが、童話などにはよく登場し、人間にとって身近なようで実態についてはよく知られていない生物です。
また、絶滅したニホンオオカミに魅力を感じる人も多いです。
現在、日本の自然環境にオオカミはいません。そのため、ミステリアスなイメージがあり、それもまた人を惹きつけるのでしょう。
一方、シカやサルなどの獣害が問題になっている今、生態系を見直す意味でオオカミの再導入について研究者の中で議論されています。
著者は、北海道の広大な敷地でオオカミを放し飼いしながら、生態や行動、群れの動きなどを研究しています。
本書では、オオカミはどんな生物なのか、自然環境とオオカミはどう関係するべきか、アメリカのイエローストーンでの再導入の研究成果などもまじえながら、子供むけにわかりやすく紹介します。
写真やイラスト、図版も豊富に掲載。
オオカミについて知りたいあなたへ。バランスを考えたいあなたへ。
【響いた抜粋と学び】
著者の桑原さんは(株)オオカミの森代表です。北海道標茶町でオオカミを飼育しています。生態系とオオカミの関係に関心を持ちながら、国内の環境問題、アメリカ・イエローストーンでのオオカミの再導入について詳しいです。毎年アメリカに訪れて、現地の研究者と交流を持っています(執筆当時)。
帯広図書館の新刊コーナーで目に止まりました。中島みゆきが好きで昔
「狼になりたい」
を聴いていたのを思い出しました。
(オオカミとは?)……一般的に「オオカミ」といった場合はハイイロオオカミをさします。哺乳網、食肉目、イヌ科、ハイイロオオカミ。起源は約100万年前。300~200万年前同じ祖先から派生した「オオカミに似た小型のイヌ科動物」が新大陸、旧大陸ともに数多く存在していたようです。アジア大陸に9~10万頭、北アメリカ大陸に6~7万頭、イタリアやスペインに1万3000頭。日本にはかつてエゾオオカミとニホンオオカミがいた。田畑に被害を与えるシカやイノシシを捕食してくれるオオカミを神の使いとして、また、オオカミ自体を神様として祀る思想が全国に残されている。ニホンオオカミは1905年に絶滅。
(日本へのオオカミ再導入とは?)……一度いなくなったオオカミを人間によって再び地域に復活させることを「再導入」といいます、「オオカミは警戒心が強く、基本的には人に近づかない」。シマフクロウの住める森を復活させようと、苗木を植える植林活動に力を注いでいますがシカの数が多い……。
オオカミについてです。犬と同種というのは知っていました。また日本のオオカミは絶滅していたのも知っていました。
理由としては人間に捕獲されたのです。
オオカミがシカを捕食しすぎてシカが少なくなりました。となると、今までシカやイノシシを捕食してくれていたオオカミは餌がありません。
どうなるか? 畑を漁ったり、放牧しているウマやウシを食べてしまうんですね。
となると、今まで神として崇めていたオオカミが害獣になってしまったんですね。
エゾオオカミは明治に絶滅したようです。
う~む。人間都合なんですね。
そして、今日本でオオカミを再導入という話です。というのは、北海道の田舎にいる人はご存知かと思いますが、シカが繁殖しすぎているんですね。
だから、シカの天敵であるオオカミをある程度の数を管理しながら放すことで”自然に”シカを減らし、自然を保とうよ、ということなんですね。
ま、人口なんですけどね(笑)
それでも、人間が自然をある程度コントロールすること自体は賛成かな。
こういうバランス感覚がこれからの時代は必要なんじゃないですかね。
理想と現実然り、仕事とプライベートのバランス然りです。
バランスを取れるようになると人生が数倍面白いぜ! という教えをいただきました。
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【編集後記】
本日は認定調査3件、モニタリング訪問2件! 訪問日だぁ!!!
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