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ソフトバンククリエイティブ
発売日 : 2011-12-01
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【出会い】
TSUTAYA音更店で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
常識を覆せ!
プレゼンの達人と呼ばれ、奇跡とも呼べる企業提携を世界中で実現してきた孫正義であるが、実は、そのプレゼン戦略は非常にシンプルで明確。
誰もがすぐに実践できるものばかりだ。本書を読んで、孫正義の「プレゼン脳」をあなたの頭にインストールしよう!
メタファーをイメージ化せよ/メッセージを共有し、共感させよ/結論から言え
数字の裏付けを示せ/ムーアの法則/1スライド・1メッセージ・1イメージ
徴収を説得するな/歴史的必然性を訴えよ/鯉とりまあしゃん/ホワイトボードを使いこなせ
腐ったリンゴ/髪や歯の手入れを怠るな/メッセージは20文字以内に/0.1マイクロシーベルト
メモは持つな/口調は初めに低くゆっくりと/アイコンタクト/ユニクロのポロシャツ
腕は開いておけ/動画は活用せよ/数字をメッセージに変換せよ/情熱と真摯さ
志をプレゼンテーションせよ/資料は事前に配布するな/小道具を使え
不可能を可能にする男・孫正義の伝える技術、その極意を学べ!
プレゼンテーションを向上させたいあなたへ。
【響いた抜粋と学び】
著者の三木さんは1998年にソフトバンク株式会社に入社。2000年より同社社長室長となります。Yahoo!BB事業の立ち上げやナスダック・ジャパンの設立、日本債権信用銀行(現あおぞら銀行)の買収案件などにプロジェクト・マネージャーとして関わります。2006年にジャパン・フラッグシップ・プロジエクト株式会社を設立し、現在、同社代表取締役社長兼CEO。ベンチャーから上場企業まで数多くの社外取締役・監査役も務めます。日本年金機構(旧社会保険庁)では理事(非常勤)として改革を進めています。政府の委員など多数です。東北学院大学経営研究所特別研究員。元厚生労働省大臣政策室政策官です(執筆当時) 。
孫正義のプレゼンテーションでは、一般的な経営戦略論の枠組みに従って、自社の強みや弱みを説明することなどはしない、その代わり、その事業の「歴史的な必然性」を訴えるのだ、そして、その事業が社会にとってどのような価値があるのかを訴える、このような「歴史的必然性」と「社会的な価値」を訴えることが「共感」を呼ぶのである。
プレゼンテーション案を練るときには、短期的な視点だけでなく、企業理念やビジョンに基づいてより長期的な視点も持つことが重要なのだ、そして、自社にとっての利益はあくまでも長期的な視点で考えることだ。
なるほどですね。自分のところがどうかということよりも、この時代に必要なのかどうか、社会にとっていかに価値があるのか……つまり主体は”我が社”ではなく”社会”であり、”顧客”になるんですね。
福祉業界で言ってもこれは同じことで、私たち施設にとってではなくて、この施設を利用してくれるお客様にとって、というところなんですね。
「分かりにくくても、詳細なほど本や資料は良いものだ」という考え方は、日本独自の考え方である、なぜか日本では、本や資料は分かりにくく詳細であるほど価値があると考える人が多い。
難しい資料を作るとついつい仕事をやった感がでますよね。これは顧客目線ではないですね。
孫正義のプレゼンテーションは、スライドごとの「メッセージ」が非常にシンプルかつ力強い、スライドを一目見れば、「読む」ための努力をするまでもなく一瞬で理解することができる、文字数で言えば20文字程度のことが多い。
故スティーブ・ジョブズもシンプルに伝えていましたね。受けて側が一度に受けられる量は決まってますからね。
孫正義はプレゼンテーションの目的に合わせて、どのようなファッションをするべきかよく考えているのだ、大きく分けて言うと、エンドユーザー向けの製品・サービス発表のプレゼンテーションは、ノーネクタイのカジュアルなファッションだ、それに対して、株主総会などの会社の業績に関連するプレゼンテーションではスーツだ、また新規事業でも、その事業戦略を説明する要素が強い場合はスーツ姿のことが多い。
服装が与える印象は確かに違いますね。出席する人に合わせて服装も合わせることで親近感が沸くんでしょうね。
一般的にプレゼンテーションをする人は、リハーサルを入念にするべきだという、しかし、孫正義はリハーサルをすることはない、スライドを作る段階から何度も見直してその内容を深く理解しているからだ。
これは一般の人が簡単にできることではないのかな、なんて読んでて思いました。
孫正義は、自身に対して反感を持つ人々から「ペテンはげ」と呼ばれることがある、孫正義のツイッターで直接、孫正義に対して「ペテンはげ」とつぶやくユーザーもいる、しかし、こうしたつぶやきに対しても、孫正義は「薄いのは事実だが、ペテンではない。100年くらい経ってから理解されればいい」とつぶやき返している。
最後はプレゼンテーションとは若干離れますが、孫さんのおっしゃる通りで、革新的なことをやっているときって反発する人が多いんですね。
松下幸之助さんについても生前はいろいろとあったようで、亡くなってからは過去の失敗はすべて成功への布石となり、「経営の神様」として崇められていますね。
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発売日 : 2011-12-01
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