コンサルタントのための“キラーコンテンツ"で稼ぐ法/五藤 万晶 | ブログ

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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著者 : 五藤万晶
同文館出版
発売日 : 2013-09-04










【出会い】
「最初の10秒」でお客様を笑顔にする奇跡のルール/小野寺誠 の小野寺さんからのご紹介で著者の五島さんから献本していただきました。


ありがとうございます。本書は、「売れるコンサルタントになって活躍したい」、「今より、もっと高いステージの一流のコンサルタントになりたい」、「その他大勢の同業者から抜きん出て、大きく稼げるようになりたい」-といったことを望んでいる方のためにかきました。

本書の最大の特徴は、「先生業の仕組み」を解き明かしながら、コンサルタントとして活躍するために最も重要な、「キラーコンテンツの作り方と具体的な活用方法」について、事例を交えながらわかりやすく解説している点です。

本書は、”コンサルタント”のための書籍ですが、成功法則を明確にしたことで違いがはっきりし、他の先生業の方にもご参考にしていただける点は多いと思います。


他のコンサルタントから一歩抜きん出る存在になるために……”キラーコンテンツ”を作って具体的に活用しましょう。
その方法を教えます。

【気になった抜粋】
大事なことは、マネていいノウハウの部分をしっかり学ぶことです、マネていいノウハウとは、ズバリ「考え方」です、答えを導き出す思考方法はマネて問題になるどころか、むしろ、大いにマネるべきなのです。


【響いた抜粋と学び】
著者の五島さんはコンサルタント専門のコンサルタントです。これまで、数百人以上のコンサルタント、講師、士業、実務家……各人の強みと特長を最大限に引き出し、ヒットさせてきた超一級のプロデューサーです。
「キラーコンテンツづくり」を指導し、なかには年収1億円を超えるコンサルタントも生まれています。

売れているコンサルタント、一流のコンサルタントに共通していることは、独自の強みや特徴を持っているという点です、その他大勢の同業コンサルタントと、決定的な差別化が図れるのは、この独自の強みがあるからに他なりません、この独自の強みを、私は「キラーコンテンツ」と呼んでます。

誰でもそうですが、資格を取った方は、名刺にその資格を載せようとします、なかにはうれしそうに、2つ、3つと並べている人もいます、しかし、コンサルタントにとって「独自性こそ強み」であるにもかかわらず、何万人もの人と同じ肩書きということは、自分にとってマイナスである、ということを知らなくてはなりません。


このあたりを読むと、売れる……稼げる……お客様から信頼され求められる存在になるには「唯一独自の存在」になる必要がある、と感じたんです。
その一方で介護業界を振り返ってみると、何千人、何万人と同じ名前の資格を持っており、独自性がまったくない。
介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員、認知症ケア専門士……それらの有資格者は何万人といる。
あなたがそれらの資格を取得していたとしても、他にもきっといます。あなたじゃなきゃいけない理由はあるでしょうか……?

それでいて、今、「上級社会福祉士」なるものが出来ております。これは結局、先述した有資格者が増加し、本来ピラミッドの頂点に立つべく有資格者が多くなりすぎたために資格の価値がなくなってきたための対応、と感じなくもないです。

介護業界で一歩抜きん出るには資格取得では難しいのが現状ではないでしょうか……。
※ かといってまったく資格を取らないでいくと、働き続けるのは難しそうですしね。

わかりやすさ、明朗さというのは、コンサルタントが売れていくために、きわめて重要なポイントになります、これを改善するだけで、急に売れ出すコンサルタントもいるほどです。

このあたりはコンサルタントとして成功するために必要なことです。僕自身はコンサルタントではないので、別のことで置き換えてみます。

たとえばお客様から求められる介護施設、と考えたらどうでしょうか。サービス内容のわかりやすさ、明朗さ、というのは同じように武器になると思います。

一流コンサルタントを目指すなら、コンサルティングテーマが、基本的に「経営者対象」でなければ成立しません、いくら似ていても、セミナー講師や研修講師とは、テーマ設定や対象がまるで違うのです。

意外に思われるかもしれませんが、一流コンサルタントの方々は、何かをやったということよりも、「やってはいけないこと」を、頑なに守ったからこそ成功した、という方が多いのです、能力に大差がないからこそ、よけいなことを一切せずにエネルギーを集中させ、努力を続けた、だからこそ成功した、というのが本当のところだと私は考えています。


きわめて弱い立場の個人コンサルタント、とくにこれからはじめようとされている方が生き残っていくには、専門性を高める以外に方法はありません、他のことはさておき、「これが専門です」という強みを持つことです。

そもそも、なぜ「自分を売れ」ということが、まことしやかに言われるのかということを知る必要があります、それは、その他大勢の同業と比べて、自分だけの強みというものがないことが最大の原因です。


介護施設で、僕たちのような小規模施設、しかも特養と併設しているわけではなく、単独で行うデイサービスでちょっと考えてみました。
個人コンサルタントが大規模事業所と同じように、あれもできます、これもできます、なんて物理的に不可能なのと同じで、小規模施設はある程度サービスを特化していかなければならないのではないでしょうか。

福祉業界の特性上、お客様やケアマネジャーから要望があったときに断るには1.定員超過、2.サービス実施地域外、3.施設職員のサービスの知識や技術が不十分で対応できない、の3点あります。

単純に送迎時間がかかるから、だとか、徘徊をするから、といった理由ではサービスを断れないのです。

そこを踏まえてですが、やはり小規模施設の場合は施設のサービスを創り上げる人材が大規模施設よりも少なくなります。
小売業で考えてみればわかりますが、大型スーパーと個人経営のスーパーと同じ値段、同じ品揃えでできるかどうかです。
できるわけがありません。同じことをやらせたら大型スーパーが勝つに決まってます。だとしたら個人経営のスーパーが勝つ道は特化することです。

介護施設においても、徐々にこのあたりの手法は浸透しているようです。
介護においては、①身体介護、②認知症介護、の二つに大別されます。あなたの施設がどちらが得意なのか? 単価が高いのは要介護5ですが、要支援1で自分のことはほとんどできるお客様と日常生活のほとんどで介助が必要な要介護5の人が同じ行事、同じ活動ができるかどうかというと、やっぱり難しいと思います。

教育の現場では障がいがあってもなくても同じ時間に同じ場所で教育を受けるような風潮ですが、それは教育だからこそ、税金で行う、行政だからこそ可能なのかなって最近思い始めました。

介護も保険料を徴収して割り当てていくわけですから、行政とほぼ同じではありますが……。

ある程度利益を生み出していかないと事業がまわらないのであれば、あなたの施設の強みは何か? 要支援1~要介護1くらいのちょっとした介助が必要なお客様が多く集まる施設であれば、そこを前面に出すといいのです。

いくらデイサービスを探しているケアマネジャーだって、軽度の人ばかり集まるところに要介護5のお客様が入ったら、浮くんじゃないか? って考えるでしょう。
自分が担当しているお客様にとっていい場所を紹介したいものです。

小規模事業所こそ、自分の施設がどのくらいの身体状況、精神状況の方が来ると楽しめるのか”明確に”しておくことが必要ではないでしょうか?
※ あくまで”明確に”するだけであり、要望があれば要介護3以上の方ももちろん受け入れは必要です。


【編集後記】
本日は経営者モーニングセミナーに出席後、仕事が休みなので美容室に行って髪を切ります。夜は帯広市介護保険審査会に出席です。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~

著者 : 五藤万晶
同文館出版
発売日 : 2013-09-04