本日の紹介はこちらです。
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明治図書出版
発売日 : 2013-04-22
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【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーで出会いました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本シリーズでは、数名の実践家が自分の来歴を、現在身につけている教育の方法、あるいは捨ててしまった教育の方法と、結びつけて語るという手法をとっています、いわば、一人の教師が自分自身の口から自分という教師をまるごと語るということになっているわけです、ほかの教育書ではほとんどとられていないこの手法は、新しい教育書の読み方を読者に提案するものでもあります。
成功例という考えだけでなく、一人の実践者がいかに考え、いかに悩み、いかに取り組んだのか、あなたの実践・経験をプラスアルファにしてくれる一冊です。
特に教育現場で悩むあなたにオススメです。
【響いた抜粋と学び】
著者の山田洋一さんは。2年間私立幼稚園に勤務した後,公立小学校の教員になる。教育研修サークル・北の教育文化フェスティバル代表。思想信条にとらわれず,現場で役立つこと,教育人生を深めるものからは何でも学んできました。
本書はそんな山田先生が、20数年の教師生活を支えてきた方法や発想をエピソードとともに紹介。「男はつらいよ、幼稚園教師編」「子どもで悩み、子どもで救われる」「三年目の壁にぶつかる」「学級通信で指導を振り返る」などの具体的なエピソードで、教師力の極意を直伝!
さぁ、うまくここで紹介できるでしょうか。
よい学級にしたい、子どもを伸ばしたい、そのことは、教師であれば当たり前の欲求であり、願いだ、そして、その願いを成就させるためには、ある程度の徹底した指導が必要となる、また徹底して指導する教師の営みは尊い、しかし、そこに、肝心の子どもの姿を見失ってはいけない。
なんのために? という部分が……根幹となる部分がしっかりしているか、というところですね。なんのためによい学級にしたいのか、という部分です。
これは当然のことながら、主役は「子供たち」なわけで、教師がどうする、こうするを主役にしてはいけないということですね。
介護の現場でも似たようなことがやはりありまして、認知症ケアだとか、身体介護だとか、何でもいいんですが、こっちのほうがいい、あっちのほうがいい、とやり方について検討することがあります。
そこで大事なのが、「利用者本人」はどうなのか? ということです。
もしかしたら先の事例ではどちらも合わない、という可能性だってあります。介護者側が主役になると、どちらか一方という考えになってしまいます。
どの常勤講師も紳士的で、仕事に熱心で、なにより子どものことを考えていた、もちろん学習塾だから成績を上げるということが第一義ではあるのだが、先生方はそれより先に、子どもとたくさんのおしゃべりをして関係を強固にするということを、まず優先して考えているようであった。
僕も中学2年、3年と塾に通っていましたので、なんとなくわかる気がします。僕が通っていた塾の講師は大学生くらいの年齢なので、学校の先生に比べ話題が近いです。僕の場合、ちょうどその当時はまっていたスーパーロボット大戦シリーズのことを話せる講師がいたので、会話ができるし、勉強も楽しくなったという思い出があります。
「昨日のアレはまずい」と指導を受けた、担任がいるのに、あんなに長い時間保護者の話を聞くなんていうのは、「山田先生の仕事ではない。それは、担任の仕事だろう」ということであった、よかれと思ってしたことを咎められたこともあり、私はかなり落ち込んだ、はじめのうちは、この校長先生の指導に対して反発さえ覚えた、しかし、これにもなにか意味があるのだと思い返した、私が学ぶべきことはなんだろうか、と、そして、最終的に辿り着いたのは、「脇役として生きる」ということだった。
昔、在宅生活が難しいおじいさんの事例がありまして、そのご家族様と僕はデイの相談員としての立場で会話をしたことがありました。当時の僕はケアマネ兼務したてで、知識も少しずつついてきたため、ついつい施設入所のことなど相談員としての立場以上のことを話してしまったことがあります。
当時、課長からは、
「その話題についてはケアマネに聴いてください」
と振ったほうがいい、と助言を受けました。これも抜粋の事例と同じで、自分の役割を見失っていた行動だったと振り返ることができます。
人の信頼を得るのには、なにも派手なパフォーマンスなどいらない、当たり前のことを、当たり前に徹底して行うことだ。
あいさつをするために、私は玄関に立っていたのだが、毎日立ち続けると私は子どもたちの変化が手に取るように分かってきた、子どもの声の調子、表情、まなざしの強さ、歩き方、一緒に来る友達の変化などなど、否が応でも子どもの変化に気づくようになったのだ、これを、担任の先生に伝えない手はない、「先生、〇〇くんがさあ、この頃、ぼくにあいさつを返してくれるようになってねえ。うれしくて、うれしくて。教室でもやっぱり変わったのかな」、決して「褒めてやってください」なんていう高飛車な言い方はせず、感じたことを率直に「うれしい」「心配です」のように担任の先生に伝えた。
山田先生の毎日の積み重ねは素晴らしいです。校門の前に立って挨拶する、たったそれだけ? と思うかもしれませんが、それを毎日繰り返すとなるとハードルが高くなります。
毎日の積み重ねは一日だけでは何も生み出さなくても習慣になると大きな力を発揮するんですね。
明らかに、その学校は、子どもが教師を教師と思っていなかった、それが、一番の問題だと私は感じていたのだ、私はまず服装を変えた、行事や体育の授業に向かう時以外はスーツを着ることにした、それに加えて、敬語で話してこない子には「先生に話す言い方ではありません。やり直しなさい」と指導をした、授業では、てきぱきと指示して、ノートを取らない、音読しないを徹底して許さなかった、私は、理科の少人数指導を担当していたが、ノートづくりは事細かく指示した、しかし、一方で実験やものづくりを多く取り入れ、つとめて楽しい授業を目指した。
教師にしても、両親にしてもこのような指導は大切だと思います。子供は無知で何もわからない状態です。その状態で自由を与えても何をどうしてよいかわからないし、何が正しいのか、判断だってつきません。
一つの筋道を示すためにたとえ最初は嫌われたとしても、大人として、社会人としての正しさを伝えることが大事だなって感じさせました。
【編集後記】
本日で8月も最終日です。北海道十勝帯広は気温が下がり毎日20度ちょっと上回るくらい。過ごしやすい天気です(朝晩は涼しすぎるくらい)。体調管理はしっかりと、月末の書類整理に取り組みます。
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明治図書出版
発売日 : 2013-04-22
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