地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む/江守 正多 | ブログ

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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著者 : 江守正多
化学同人
発売日 : 2008-11-20










【出会い】
帯広図書館の新刊コーナーで出会いました。地球温暖化は僕が小学生のときから叫ばれていましtが、実際はどうなんでしょうか?



【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
ごく簡単な結論を先にいってしまうと、温暖化の予測は完璧ではありません、かといって、インチキでもありません、完璧かインチキかのどちらかであったならば、僕がこの本を書く必要はなかったでしょう。

今「温暖化の予測が正しいか」という問は、少なからぬ人にとって、少し時間を使って吟味してみてもよい問の一つではないでしょうか、あなたの貴重な時間を少し使って、この問を少し深く考えることにお付き合いください。


本書ではもっと温暖化について理屈を教えてくれます。僕はもともと理科が苦手なので、わからない言葉がでてきた瞬間思考停止に陥りました。

同じように理科が苦手な人は読み解きが難しいかもしれませんね。

僕の代わりに読み解いて教えてくれる人、募集中(笑)


【響いた抜粋と学び】
著者の江守さんは1997年より国立環境研究所勤務、2006年より国立環境研究所地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室長。海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センターグループリーダー(2004年より)ならびに東京大学気候システム研究センター客員准教授(2006年より)を兼務。専門は気象学。とくにコンピュータ・シミュレーションによる地球温暖化の将来予測(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 。
以上、Amazonより転載させていただきました。

地球温暖化に関するプロフェッショナルから学びましょう。
※ 先に断っておきますが、僕は途中難しい言葉が出てきてなんのこっちゃわからない状態になってます。

日本においては、過去100年間で平均的には1℃程度気温が上昇していますが、都市部に限る2℃から3℃ほど上昇しています、しかし、都市の面積は地球全体から見ると非常に狭いので、都市化の影響は地球の平均気温にはほとんど影響を与えないことが確かめられています。

まず、都市化から地球温暖化の影響を考えてみます。確かに都市化により気温が3℃くらいまで上昇していますが、都市部の面積は地球上の数パーセントでしょう。日本においても圧倒的多数は地方になります。

地球全体を考えると、都市化の影響はほとんどない、という結論なんですね。なるほど。

大きな火山が噴火すると、火山ガスからやはり硫酸エアロゾルができます、火山から出たエアロゾルは大気の高いところ(成層圏)にしばらく漂います、するとこれが太陽の光を跳ね返します、それによって地球の温度は少し下がるのです、これも人間のせいではありません。

温暖化だけでなく、寒冷化についても、先にあげた都市化など人口的なことだけでなく、火山の噴火という自然の流れによってもたらすんですね。

1933年に山形市で記録された40、8度でした、1933年にはまだあまり温暖化していなかったわけですから、温暖化していなくてもそれくらいの高い気温は偶然出ることがあるということです、ということは、40、9度という数字を見ただけで、温暖化のせいだと決め付けてはいけないことになります。

日本の平均気温でいえば、高温の記録の上位をみると、1933年の山形を除けば、ほとんどが近年に集中していることがわかります、これは明らかに、近年のほうが暑い日が起こりやすくなっていることを示しています。


近年では40℃を超えるところが増えています。しかし、気温だけで判断するのは不適切だと話します。元々、40℃超えは80年前に記録されていたことから、日本では40℃を超えることがありえる、とされてきました。

気温のことで、思い出しましたが、僕が北海道から愛知県に行った時のことです。その前から北海道も暑い日が続くようになりました。

僕が小学生の時は31℃くらいでみんなひーひー言っていたのに、僕が高校生くらいのときから帯広でも熱風が吹くようになりました。きっと33℃とか35℃くらいになっていたと思います。

愛知県に行った当初は
「北海道って涼しいんでしょ? いいなぁ」
なんて言われることが多かったので、僕は
「北海道も今は暑くなって、35℃くらいになるし、熱風ですよ」
と伝えていました。

しかし、愛知の人は
「ふ~ん」
くらいの反応です。
よくよく、聴いてみれば、愛知県で夏場の35℃なんていつものことであり、別にフツーです。
愛知県で出会った別の友人は、
「東北や北海道の夏は寒い!」
です。

あの程度の気温で暑いなんて言うなや!!


と暑さ否定をされた気分でした(笑)


彼らが言うには気温は同じくらい暑くなったとしても湿度が低いから風が冷たいんだそうです。

確かに北海道に帰ったときは、空っ風が冷たかったのが印象的でした。ずっと北海道にいると、あの気温、あの寒さが当たり前なのでわからないものですよね。


将来の水不足を考えたとき、温暖化がどれくらい主要な原因と考えられるでしょうか、おそらく水不足のもっとも主要な原因は、途上国の人口増加ではないかと思います、そのような人口問題、あるいは貧困で水道が引けないといった問題がベースにあり、その上で温暖化によって水が増えるところでは水不足は多少緩和され、逆に温暖化によって水が減るところでは水不足が深刻化するというふうに、気候の変化によって味付けが加わるととらえたほうが、適切な見方かもしれません。

温暖化による、水不足のことを挙げています。水不足の主要原因は途上国の人口増加と考えられています。要するに水の絶対量に対して、人口が激増したら水は足りなくなるよ、ってことですね。

また国自体が貧困で水道がひけないといった問題もあります。

これらの問題にプラスして温暖化が影響する場合がある、と考えるんですね。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 江守正多
化学同人
発売日 : 2008-11-20