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新講社
発売日 : 2013-01-23
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【出会い】
帯広図書館のホームページで新刊書籍を見ていたところタイトルが気になったので予約しました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
人に思われて、自分という人間が認知されてこそ、「自分が自分でいられる」――このような人と人との「しくみ」を忘れてはならないように思う。
「思われる」というのは、けっしてベタベタした甘ったるい関係ではない、また、正面から「告白される」というような仕掛けがあるわけでもない、だからなかなか気づきにくいのだろうが、そのぶん「静かに」「深く」、人の心に根づいてゆく、そうなるための基本的なことは本文で述べる。
第3次産業と呼ばれるサービス業は労働の7割を占めています。
※ 参照→日本国勢図会〈2013/14年版〉/矢野恒太記念会
人との関わりでうまくいくように、あなたが周りの人から「あなたと会うとほっとする」と言われるように、仕事や家庭、人生でうまくいくように。
【気になった抜粋】
人は誰でも失敗をするけれども、「まあその失敗があるから今の自分があるんだ」と考えられる人は、気持ちも安定しているし、誰に対しても朗らかに接し、人生を前向きに考えている。
「これから」を考える時、一番大切なのは、「今」である、今を無駄にせず、明るく生きている人は、将来への展望を正しく描いているように見える。
中学や高校の運動部の監督やコーチに「どのようなタイプの選手が力を伸ばして、最終的にうまくなりますか」と尋ねると、「素直に人の話を聞ける選手」という答えが返ってくることが多い。
【響いた抜粋と学び】
「とにかくすぐに怒らない」を、第一目標にしてやってみよう、それだけでも、周りの人の目は少しずつ変わってくるはずだ。
怒る・怒鳴る、というのはなかなかないかもしれませんが、ちょっとしたことでイライラして舌打ちしたり、机やモノを叩いたりしていませんか? 目つきが鋭くなったり、呼吸が荒くなったり、そういうちょっとしたことも周りの人は察知しますよ。
事故でないにしても、思わぬアクシデントに出遭ったとき、人は、その「人となり」を見られてしまう、しかも、そのときの言動は、相手の心に強い印象となって、いつまでも残るのだから気をつけたい。
故意でないしろ、偶然であれ、何かアクシデントが起きたときは、「ごめんなさい」と言う方がいい、と僕は思っています。
「僕(私)じゃありません!!」
確かに、あなたに全く関係のないことは、静かに伝える必要はあります。しかし、あまり強く言い過ぎると責任逃れのようにも聴こえてしまいます。
リスクがあるからといって挑戦しないのではなく、夢に挑戦するためには「きちんと準備することが大切」と指導してほしいものだ、将来の夢に向かってきちんと挑戦し、夢破れてもまたきちんと生きてゆく、そういう希望を与えてほしい。
なるほど。挑戦は素晴らしい、でも闇雲に挑戦するのは勇気ある行動ではなくて”無謀”となってしまう。夢に向かって、しっかり一歩踏み出せるように準備をすることが大切ですね。
何も挑戦しない、最初から諦めている人と一緒にいると、なんだか自分まで無気力な感じになる気がしますね。
「話させ上手」の人は、「人は誰かの話を聞くより、自分が話したいもの」という人間の心理がわかっているのだろう、さらに「相手を楽しい気持ちにさせることで、自分も楽しくなれる」という、サービス精神も持ち合わせていないとできない。
これは介護現場でも同じです。お客様は自分のことを話したいのです。
僕は初めて働いた現場で上司から「もっと会話をしてください」と言われ、話題を作っていこうと僕がしゃべり続けたところ「誰があんたのくだらない話を聞かせろって言ったの?」と叱られたことがあります。
僕は会話の原則を知らなかったのです。
きっと、お客様は僕の一方的な話を聴いていて大変だったろう……と今では思います。
ホッとしてもらいたいのなら、お客様に話してもらうことです。でも、黙っていても話し始めてくれません。だからあなたが質問するのです。出身地や家族のことなどお客様のことを聴くのです。
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新講社
発売日 : 2013-01-23
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