上昇思考幸せを感じるために大切なこと/長友佑都 | ブログ

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
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角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2012-05-25





















【出会い】
帯広図書館のスポーツコーナーで出会いました。


【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
いまがつらいと思っている人たちにも”前向きで向上心をもった思考ができていれば、人生は大きく変わる”ことを知ってもらいたいという気持ちを込めて、この本のタイトルも『上昇思考』にした、この「上昇思考」をもていてこそ人生の意味は大きくなり、毎日が楽しくなると僕は信じている。

今現在、仕事がつまらない、人生がつまらない、生きがいがない、みんなが悪い、環境が悪い、そんなことを考えているあなた! 「上昇思考」をもって今の人生を変えてみませんか?


【気になった抜粋】
いつか満開の花を咲かせるためにも、いろいろな経験ができたほうがいい、今季の僕は他の人にはできない経験をできていたからこそ、世界一の幸せ者だと感じていたのだ。

目の前にこんなにたくさんの幸せがあるのにそれを感じられないのは、本当にもったいない。

一流のプレーヤーたちは、絶対に負けられない大舞台に立ったときでも、決して慌てず、冷静にピッチ全体を見渡しながらプレイができる、そういうふうになるためにも、器量の大きな人間になっていきたい。

天が与えてくれる試練からは、必ず何かを学べて、何かを得られる、そういう意識をもっていれば、つらいこと、ついてないと思えるようなことがあっても、落ち込む必要はなくなるし、むしろ「次に起こるいいこと」を心待ちにできる。

人に助けられているからこそ現在の自分がある、それに対する感謝の心があるからこそ、自分に厳しくもなれるし、努力を継続できる、その気持ちがなければ傲慢な人間になってしまうだけだ。

運動部に入っている生徒は授業中に居眠りをしていることも珍しくなかったけれど、僕はそれをしなかった、毎日働いて授業料を払ってくれている母さんのことを考えれば、授業中に寝ることなんて、とてもできなかった。

【響いた抜粋と学び】
前回の書籍ではあまりの熱さのあまり話がとびとびになっている印象がありました。本書では一転して「心」の部分を強く説く……人によっては何か宗教的な印象を受ける一冊かもしれません。

人間のすべては心で動いている、心の状態によって、何が見え、何が感じられるかということはまったく違ってくる。プレイがうまくいかないのは、スキル(技術)やスピードが不足しているからではないかと考えていたからだけど、それで事態が好転することはなかった、なぜかといえば、その頃の僕が自分らしいプレイをできなくなっていたのは、スキル面の問題よりもはるかに「心の問題」が大きかったからだ。

これは納得できる気がします。僕自身も小学校、中学校、大学、社会人と高校以外でバスケットボールをやっていましたので、共感できます。僕自身のスキルやスピード不足もありますが、それ以上にベンチウォーマーになる僕は心の部分で「どうせ、俺なんか……」という気持ちが強かったのだと思います。
仕事の面でも同じで「自分にはできるだろうか……」と不安な気持ちになっている状態でお客様の介護をやっていれば、何かしらのミスはあるだろうし、それによって更なる自己嫌悪になる可能性は高いと思います。

心と対話をしていくこととサッカーは、直接関係ないと思う人もいるのだろうけど、実際はものすごく密接につながっている、心に余裕をもって、人のことまで考えられていたなら、試合中に、周りの選手の動きや考えも、それまでとは比べものにならないくらいはっきりと見えてくるからだ。

これはそのまんま介護現場、特に通所介護には当てはまります。当たり前ですが、お客様よりも少ない人数で職員は動きます。どの職員がどのお客様と今対応しているか、周りが見えているか、いないかであなたの心の余裕が変わるでしょう。
余裕がないから見えない、それもありますし、見えないから余裕がなくなる、というのもあります。

僕の考えです。よほどの緊急事態でなければ、お客様に呼ばれたからと言って一秒でも早く行かなければならない、というわけではないということです(早いに越したことはありませんが)。
僕たちは召使いではありませんので、限界があります(もちろん、返事をすることは必要ですね)。

この本の中で僕は「動じない心」「大きな心」の大切さを強調しているけれど、折れない心というふうには書いていない、どうしてかといえば、そういう意識を強くしすぎていると、心がくたびれてしまうからだ、それよりも、心をやわらかく、ふちゃふにゃにしておく意識をもっておいたほうがいい、スポンジのようになんでも素直に吸収できる心をもつことを僕は目指している。

なるほど。折れないように強くする、というよりかは、最初から柔軟で折るようなものではないということですね。柔軟でスポンジのようにできているから、わからないこと、できないことを指摘されても素直に吸収できる、と解釈しました。

大学時代にヘルニアを患ったことや、インテルでの試合中に右肩を脱臼したことなども含めて、生きているうちに起きたことで意味がなかったことなんてひとつもない、最初から定められていた「宿命」というものはあるとしても「運命」というものは、出逢いや性格と同じように、自分で変えられる。

僕の担当しているお客様でもいらっしゃいますが、あのときのあの病気が自分の人生をだめにした、いう方多いです。老若男女問わずです。そんな仲、ヘルニアや脱臼などスポーツ選手にとって致命傷となりえるものを意味があったと言える長友選手に強さを感じます。

上昇思考をもって目指している夢があるなら、それに向けて自分の意志が揺らぎのないものになっているのかどうかがまず問われる、自分の意志がしっかりしているならば、必ず道は開かれる。

生きているのは、それ自体が幸せなことだ、だからこそ、どこまでも熱く、夢に向かって生きていきたい。


やっぱり最後は熱く! 長友選手の心に触れて、今日も一日頑張りましょうか。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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