こんにちは。
岡本大輔です。
先日行われた
介護支援専門員専門研修Ⅰの
講義の中で
退院時医療連携加算のことで
話し合いがありました。
その中で
包括支援センターのグループから
このような意見(愚痴・本音)が出たのです。
「包括は退院時に医療と連携しても
『加算』がないので。」
この言葉が僕の心に強くひっかかったのです。
なぜか?
そもそも、
僕たちの仕事は
『加算』があるから行っているのか?
一面で見れば正しい。
僕たちが介護支援専門員うを
仕事として行っているのは
僕たちが社会で生きるうえで必要な
衣食住をある程度完備するために
お金が必要であり、
お金をもらうために仕事をしているからです。
つまり
生活のために仕事をしているのです。
これは
否定できない事実だと僕は思います。
では、
違う一面から見るとどうなのか?
なぜ、医療連携が必要なのか?
なぜ、退院するときに
病院から情報をいただくことに
『加算』が発生するのか?
それは
高齢になったお客様が
入院するということは
身体面・精神面での
機能低下が予想され
在宅復帰するときに
何らかの支障がある
と考えられる。
お客様自身だけでは
機能が低下した状態で
在宅に戻り、
生活にどのような困難があり
どのように対応していくのか
判断するのが難しい・・・
で、あれば誰が代行するのか?
サポートするのか?
介護支援専門員でしょう。
お客様の在宅復帰に向けて
お客様をサポートするために
その行動が意味があると社会が判断し、
『加算』が作られたと
考えてもよいと思います。
(予防にないのはなんで?と言われると
確かにその通りだと思います。)
『加算』があるからやる
『加算』がないからやらない。
(ここまで極端なことは
言ってませんでしたが)
僕たちの仕事は
誰のためにあるものか?
改めて考えさせられました。