みなさん、おはようございます。
僕の両親は
50歳前後と
まだ若い方です。
今回紹介する書籍は
そういうときに
聴いておいた方がいい
ということだと思います。
また、
介護施設で働く人や
実習に行く人は
必見です。
特に
高齢者と何を喋っていいか
分からないという人は
この書籍の
45のことのいくつかは
参考になると思います。
まずは・・・
子どもの頃得意だったことを
聴いてみる。
年齢を重ねていくと
「できること」よりも
「できないこと」が増えてきます。
そして、若いときに比べると
悲観的になるようです。
そんなときに
聴きたい質問です。
できないことではなく
「できたこと」
昔を思い出しながら
自分の得意だったこと
褒められたことを
話してもらうことで
懐かしい記憶と共に
自尊心を保てるのでは
ないでしょうか。
僕がよく聴くのは
戦争体験を聴いてみる。
昭和20年8月15日は
何をしていましたか?
どこにいましたか?
戦時中はどうしていたか?
兵隊には行ったのか?
僕は体験していません。
想像で書きますが
言い表せないくらいの
悲惨な状況を経験してきたと
思います。
介護スタッフなどによっては
そんなことを聴くなんて・・・
と思われるでしょう。
もちろん
お客様によっては
2度と話したくない
という方もいるでしょう。
しかし、思い出してみてください。
僕たちって
楽しかった思い出と
辛かった思い出
どちらのことを
覚えていますか?
印象に残っているのは
辛い経験ではないでしょうか?
そして、そんな辛い経験を
乗り越えてきたお客様たちを、
戦争体験を聴くことで
さらに尊敬できるのでは
ないでしょうか?
意外と福祉現場で
聴くと盛り上がるのが・・・
「死」について。
僕たちより
確実に「死」が近い
お客様たちに
そんなことを聴くなんて・・・
と感じる方もいるかもしれませんが、
意外と
葬式のことや死後のことは
みなさま興味津々のようです。
これらの話題から
今遣り残したことや
これからやりたいことが
見えてくることもありますよ。
僕たち介護職には
両親だけでなく
お客様との会話のネタに
読んでおきたい一冊です。