今すぐできる100歳までボケない生き方/長谷川亨 | ブログ

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みなさん、おはようございます。



認知症・・・



特にアルツハイマー病

メインにした書籍です。



途中までは


認知症ケア専門士の

試験勉強に使える一冊だなぁと

思っていましたが、


アルツハイマー病の

定説となりつつある

βアミロイド仮説



そこに一石を投じる

書籍です。




現在、アルツハイマー病の

原因等は解明されていませんが


生活習慣と

食習慣の改善で

予防できることは

わかっているようです。


本書では

ホモシステイン酸の

体内濃度が高くなることで

脳内神経細胞が

正常機能を保てなくなり

認知機能の低下など

を引き起こす

としています。

(絶対ではありません。

あくまでそういう説が

あるとかんがえてください)



この書籍ではさらに

アルツハイマー病の原因を


「ストレス」


と書いています。


「ストレスは万病の元」


と言われていますが


僕は

納得しています。


自分の職場の

お客様で

アルツハイマー病の

方を思い出したとき


うつ

もしくは

うつ傾向


の方が多い気がします。



会話の内容も

グチや

湿っぽい内容が

多い印象があるのです。



ただ

本書でもあるように

高齢になると


伴侶の死や

心身の機能低下

社会的孤立

など


若い世代に比べ

ストレスとなる要素が


多く


しかも


長期化しやすい


のです。



パートナーとの死別

など辛さを乗り越える

仲間がいない


というのは

可哀想にも感じます。



そうならないように

若い世代の僕らは

どうしたらよいのか?



それは

若いうちから

信頼できる仲間を

数人作ること。



僕たち専門職が

できることは

お客様の辛さを

受け止めること。

話を聴くことだと

思います。



最後に

食事に関して


本書では

緑茶の効用

肉食→魚料理


などかかれています。



今までの

アルツハイマー病に

対しての凝り固まった

視点を見直す上でも

大切な一冊になりそうです。





文字が比較的大きく

読みやすくなっています。


専門職、一般問わず

読んで欲しい一冊です。





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チェック項目38箇所。認知症・・・特にアルツハイマー病に関しての書籍
アルツハイマー病は根本的な治療法や予防方法が確立されていない。
認知症の6割はアルツハイマー認知症。
ドイツのアロイス・アルツハイマー医師が1906年に学会で発表する。
認知症には中核症状と周辺症状(BPSD)がある。
最大の治療法は早期の対応と予防。本書では生活習慣と食習慣の
改善で予防できるとしている。
βアミロイド仮説が現在有力。だが絶対ではない。
本書では腎機能の低下がアルツハイマー病に関連しているとしている。
女性は男性の3倍罹患率が高い。うつも多い。脳の構造の違い。
大脳変緑系(感情・本能・欲求の中枢)が男性より大きい。ストレスの
影響を受けやすい。
高齢者のストレスは若い世代とは違う。
若い世代・・・仕事や会社内の人間関係、家庭内の問題
対応しだいで解決できる。
高齢者・・・伴侶の死、身体の不調、社会・家族からの孤立。
喪失体験や心身の不調など改善があまり期待できず
ストレスが長期化しやすい。
予防として生き甲斐をみつける。
ノートルダム寺院の修道女シスター・マリーは100歳以上でも知的活動は活発で何事も積極的に関与していたけれど、病理検査で脳の萎縮が
あった。意欲や積極性が病気に打ち勝つ事実。
政治家にアルツハイマーになる方は少ない・・・皆の前で語らい、
演説、説得し多くの人と議論をする。発語は脳の活性化に良い。
運動・・・30分程度の散歩が良い。緑茶の摂取が5杯の人は
罹患率が低い。ベストは緑茶の葉を食べること。
食事習慣を守る。ルーズになることで症状が悪化する。