介護の「質」に挑む人びと/加藤仁 | ブログ

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みなさん、おはようございます。




あかりデイサービスでは

本日から3日間

花見行事を開催します。

(北海道十勝帯広ではここ1週間で

やっと桜が咲き始めました)。



久しぶりに読んだ

福祉関係の書籍で


自分の仕事のモチベーションを

更に上げたいと思い

読んでみました。




この書籍からは

様々な事例が報告されており、


すべての事例に共通するのは


・お客様を管理しようとしない。

・あるがままのお客様を受け入れる。


そんな姿勢に共感を覚えました。



「あとでね」をやめる。


思っていてもなかなか行動できないこと

ではないでしょうか?


僕が特別養護老人ホームでアルバイトを

していたときは

コール連発に

「ちょっと待ってください」の連発


「ちょっと待ってください」

→「今行きます」


に置き換えて


今は支援しています。



自分たちが入所(利用)したいか?


これはシンプルな質問であり

素晴らしい考えだと思いました。



お客様へのサービスを考える上で


自分たちがそこを利用したいか?


あかりを利用したいか?

行事に参加したいか?


もしそうでなければ

どうしてお客様を

喜んでいただけるのだろうか

ということです。




スタッフが何もしなくてもいい状態が

一番いい状態。



これに関しては

さぼろうというわけではなりません。


お客様の本来持っている力を

引き出すのが僕たち福祉職の役割だと

思っています。


ふらついて危ないとか

転倒の危険があるとか


お客様の役割や行動を

奪うことができるのが


福祉職の怖いところです。



できることを続けてもらう

どの部分ができて

どの部分ができないかを

判別するのも

福祉職の仕事。



花見行事前にこの書籍に出会えて

良かったと思います。




お客様の喜びが何かを知り、

お客様の喜びを増やそうと

思った方は1クリック

お願いします。

↓↓↓
福祉のめざすところ~読書で学ぶ、これからの正しい介護~



チェック項目59箇所。
様々な施設の取り組みを紹介。根本はお客様主体でお客様の視点を
大切にしている。
特別養護老人ホーム=姥捨て山という一般の認識。
おむつ外し→個別ケア
刑務所で一番ひどい扱いは独房。個室も大部屋も両方必要。
高齢者世代の「もったいない」の認識。紙パンツをやめる。
「あとでね」をやめる。
自分たちが入所したいか?
今日できることは今日やる。地域の力を活用する。
施設は生活の場なのに買い物も掃除、洗濯、外出もない。
自分で生きようとする力を失うとすぐに弱ってしまう。
男性へのケア・・・新しい役割を見つけること。
認知症になっても住み続けられる地域づくり。
行政の施しをあてにせず、自分で掴みに行く。
スタッフは何もしなくていいのが一番いい状態。