みなさん、こんにちは。
先週の10日~12日まで
介護支援専門員実務研修
前期日程に参加しました。
その中で、自分が
「ん?」と思ったことを
今日はお話します。
介護支援専門員がお客様の
生活を充実するために
お客様とその家族が無理なく
介護ができるよう
在宅生活が継続できるように
介護支援専門員は
居宅サービス計画書(ケアプラン)を作成します。
その計画書には
長期目標と短期目標をたてます。
例えば、脳梗塞後遺症で左上下肢軽度麻痺の
おじいさん(80歳)がいたとしましょう。
そのおじいさんは
左上下肢軽度麻痺の影響で
歩行が以前より安定しなくなったとします。
おじいさんには
以前のように近所に散歩へ行きたいという
ニーズがあるとします。
介護支援専門員が
お客様とその家族と話し合い
介護支援専門員は居宅サービス計画書に
”自宅周辺を散歩できるようになる”
という
長期目標をたてます。
さてさて、今回はほんの一例でしたが、
この目標設定に疑問なのです。
その目標はもちろん
期間があります。
介護保険の認定の期間が最長で
2年間です(随時更新はされますが)
最高で2年間として、
その2年間で達成できる
実現可能なものを
目標に設定するのです。
確かに、80歳で100mを10秒台で走る
なんて目標であれば実現はほぼ不可能でしょう。
(そんな目標を設定することはありませんが)。
そもそも
実現可能か達成可能か
などという目標は
誰がわかるのですか?
僕は実務研修中に
植松さんの言葉がよぎりました。
「どーせ無理」という言葉が
夢を台無しにする。
そもそも達成可能だから夢ではない。
もし、お客様に強い希望・夢があったとき
それが、一般には達成不可能と
思えたとき、わたしたちは
どのように判断するのか?
情けない事ながら
今の僕にはわかりません。
一つ言えるのは
お客様の人生を決定付ける大切なものだと。
介護支援専門員は
お客様の人生を左右する
大切な決断をするんだと
参考記事